映画鑑賞文/「スカイライン 逆襲」B級SF作品としての地位を確立 | たろの超趣味的雑文日記〜本と映画と音楽とBABYMETALその他諸々

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SFアクション『スカイライン-逆襲』をアマゾン・プライム・ビデオで鑑賞。2020年製作の作品で,日本での劇場公開は2021年2月。

 

 

地球人を“収穫”するために襲来したエイリアンとの戦いを描くシリーズ第3弾。1作目の『スカイライン-征服』(2010年)から2作目の『スカイライン-奪還』(2017年)への方向転換はあまりに大胆ですごかったが,そこから本作への飛躍っぷりもかなり強烈。

 

個人的には,襲いかかるエイリアンからひたすら逃げまくるパニック・ムービー的な要素が色濃かった1作目が最も楽しめた。2作目以降は基本的に「エイリアンv.s.人類」の戦いが物語の軸で,真新しさはほとんど感じられない。2作目の『奪還』と本作『逆襲』はストーリー的なつながりは強いが,まさかの展開を演出しようとしすぎるあまり,脚本にはかなりの無理が生じていると思う。飛躍しまくる展開なのに登場人物たちが平然と理解を示して前に進んでいく様には,違和感しか感じられない。

 

もはや1作目の面影は皆無。ツッコミどころ満載のB級作品として堂々たる存在感を放っていると思う。