たろの超趣味的雑文日記〜本と映画と音楽とBABYMETALその他諸々

たろの超趣味的雑文日記〜本と映画と音楽とBABYMETALその他諸々

趣味的なことを中心に,いろいろと思ったことを徒然なるままに語ります。映画/本/スポーツ/世の中/旅行/音楽(ヘヴィ・メタル)/BABYMETALなど。

冲方丁の『マルドゥック・アノニマス 11』(ハヤカワ文庫,2026年)を読了。特殊能力を有する”超人”たちの抗争をスケール大きく描いたシリーズの第11弾である。



◯あらすじ(本書の表4より)

エド・ゴーリーに扇動されたラスティは、ナタリアらを人質に取りリバーサイド・ホテルに立て籠もった。〈イースターズ・オフィス〉と〈クインテット〉、警察は共同戦線を張り、人質の奪還と容疑者の確保に挑むことに。双方の血で大地まで赤く染まる激戦の最中、アビーがバロットを庇って負傷してしまう。我を失ったバロットの怒りが「殺さない、殺されない、殺させない」という15歳で誓ったルールを呑み込もうとしていた。


いよいよクライマックスに向けて物語が加速してる。しかし,相変わらず登場人物がものすごく多いので,人物関係がよく分からないままストーリーを追うことになりがちだ。このシリーズは今のところ1年に1冊のペースで刊行されているが,このスケールの物語を1年間隔で読むのはさすがにきつい。せっかく把握した登場人物の複雑な関係図や入り組んだストーリーの構図は,翌年に続編を読む頃にはほぼ記憶に残っていないのだ。理想としては,数巻前に戻って何冊か再読してから続編を読み始めるべきなのだろう。

それにしても,よくぞここまで複雑な世界を構築したものだと感心する。骨太なストーリーと多種多様なキャラクター,そして何より迫力満点の戦闘シーンが魅力のこのシリーズは,ぜひNetflixにアニメ化していただきたい。

 

 

カルト的ホラー「ファイナル・デスティネーション」シリーズの第6作。前作「ファイナル・デッドブラッド」から約14年,久しぶりのシリーズ最新作である。日本での劇場公開は2025年10月。



このシリーズはピタゴラスイッチ的な死のトラップと無慈悲な死の連鎖の衝撃が個人的に大好きなのだが,本作も期待を裏切らない展開で大満足。コインを落とす,ネジが緩むといったささやかな出来事がトリガーとなり,思いもよらない展開を経て死がもたらされる。

何ということのない出来事がまさかの結末に至る意外性が肝だが、6作目なのに新鮮味が失われていない点が素晴らしい。

初期作品は「思いもよらない死がもたらされる過程」に重きが置かれていたように思うが,本作では「死の連鎖」を止めようと奮闘する主人公の戦いの物語的色合いが強い。ただし,結局は誰も助からないという無慈悲な結末になるのだが……。

変に色気を出さず,この路線を堅持して続編を作り続けてほしい。

 

 

BABYMETALが映像作品「BABYMETAL - LIVE AT UNTUIT DOME」をリリースしたので,その感想を書きました。

 

2025年11月1日にアメリカのロサンゼルスで行われたライブを完全収録した作品です。キャパ18,000人の大会場でセンターステージという構成は見ごたえ十分。