いよいよ本気モード?BABYMETALがUSツアー20公演の日程を発表! | たろの超趣味的雑文日記〜本と映画と音楽とBABYMETALその他諸々

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2019年5月14日 Text by たろ a.k.a. TAROO-METAL

BABYMETALの2019年USツアーの日程が発表された。かつてないほど「攻め」の姿勢を見せつけた史上最大規模の日程にファンは狂喜乱舞,蜂の巣をつついたような大騒ぎだが,この北米ツアーのポイントは2つある。

1.海外単独公演数が過去最多
USツアーの公演数は20。フェスが1回含まれているので,単独公演の数は19だ。現時点で発表されている英国ブリクストン公演と合わせると,今年の海外単独公演は計20回にのぼる。これは海外での単独公演としてはBABYMETAL史上,最も多い回数である。次点は2018年の10回なので,前年比はなんと驚異の200.0%。数字だけ見れば16公演あった2017年が第2位に思えるが,実はそのうちの15回はサポート・アクトとしてのライブだったので,この年の単独公演はわずか1回にとどまるのだ。20という数字がいかに突出しているかがよく分かる。

しかもこの数はさらに伸びる可能性がある。なぜなら現時点で欧州公演はブリクストンの1公演しか発表されていないからだ。欧州の日程がこれで終わることは考えにくく,ツアーと呼べるだけの日程が組まれる可能性は高いと思う。さらに5公演程度がプラスされ,海外での単独公演数は25前後に落ち着くのではないだろうか。

2.極めて個性的なサポート・アクトを起用
USツアー全20公演のうち16公演でAvatarがサポートを務め,10月のラスト2公演はモンゴルのThe HUが登場することが発表されている。ビジュアル的にも音楽的にもAvatarが個性的なバンドであることは彼らのMVを見れば一目瞭然。「スウェーデンのイエテボリ出身」という肩書そのままのメロディックでキャッチーなデス・メタル・バンドだ。BABYMETALとの相性も良さそうなので,納得のチョイスと言えよう。

意外だったのはThe HUの起用。よほどのマニアを除き,多くの人は彼らを知らないのではないだろうか。モンゴルの伝統的な民族楽器とホーミーと呼ばれる独特の歌唱法を用いた彼らのスタイルは極めて個性的。モンゴルの大草原を感じさせる雄大さとヘヴィネスを併せ持ったサウンドは「匈奴ロック」と呼ばれている。一見するとBABYMETALとは共通点がなさそうに思えるが,自国のアイデンティティを大切にしているという点に着目すれば,BABYMETALと似たアプローチをしているバンドだと言ってよい。類は友を呼ぶ。BABYMETALが彼らをサポートに起用したことは,ある意味「なるべくしてなった」結果なのかもしれない。

まだまだ何かがありそうなBABYMETALの2019年。期待は膨らむ一方だ。

 

 

 

※画像=BABYMETALの公式Twitterより。

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