Houthi missile attack severely injures sailor, US says
米軍発表によると、フーシ派のミサイル攻撃で船員に重傷
以下抜粋翻訳 by Kotaroe
米軍によると、アデン湾で貨物船がイエメンのフーシ派が発射した巡航ミサイル2発の攻撃を受け、船員1人が重傷を負った。
米中央軍によると、負傷した船員は治療のため別の船に移送された。
パラオ船籍でウクライナ所有、ポーランド運営の「MVバーベナ」では、乗組員が消火活動に当たっているという。
この事件は、イランの支援を受けたフーシ派が紅海でギリシャ人所有の船を攻撃し、船上で深刻な洪水を引き起こした翌日に起きた。
フーシ派は過去24時間以内にヴェルベナ号を含む三つの船舶を攻撃したとし、「ガザ地区で自国民に対して行われた犯罪への報復と、米英による我が国への攻撃への報復」だと述べた。
フーシ派は、自らをイラン主導の「抵抗の枢軸」の一部とみなしており、イスラエル、米国、さらに西側諸国に対抗している。
ISは11月以降、イスラエルとつながりがあるとする船舶への攻撃を紅海やアデン湾で実施しており、自らの行動はガザのパレスチナ人を支援するものだと主張している。
これに対し、米国と英国はイエメン国内のフーシ派の標的に対して一連の攻撃を行っており、フーシ派はこれらの国と関係があるとみられる船舶に対する報復を行っている。
米中央軍は「フーシ派はガザのパレスチナ人のために行動していると主張しているが、ガザの紛争とは無関係な第三国の国民を標的にし、命を脅かしている」と指摘した。
紅海での反政府勢力による商船への攻撃は、多くの海運会社に世界の海上貿易の約12%が通過するこの水路の使用を停止させた。
水曜日、フーシ派は紅海で海上ドローンを使ってリベリア船籍の船「チューター」を標的にした。死傷者は報告されていない。
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訳
アデン湾最新情報
ウクライナ所有の貨物船「バーベナ」は2度の攻撃を受けて炎上し、その後6時間後に3発目の飛行体攻撃を受けた。
🚨⚡️Update Gulf of Aden:
— MenchOsint (@MenchOsint) June 13, 2024
The vessel, an Ukrainian-owned Cargo "VERBENA" that was hit twice and was on fire has been subsequently hit by a third projectile, six hours later. pic.twitter.com/lJ1aOWvZ9Y
バーベナの所有会社、Donbass transit service Ltd. (DTS) はウクライナで設立された会社では、現在ロシア領となっているマリウポリに登録されおり、最高幹部はリヴィウにいる、と報じられている。
フーシ派報道官サリー准将は、「海軍、ミサイル部隊、ドローン航空部隊が過去24時間以内に3回の軍事作戦を実施した」と発表した。 米軍の情報と合致している。
ウクライナの会社所有でポーランドの会社が運営している船が、フーシ派に攻撃されたという点が興味深い。 下記ニュースを思い起こす必要がある。
ロシア、西側敵対勢力に武器供与も ウクライナ支援に対抗 、カリブ海で軍事演習 2024-06-07 19:52:01 テーマ：金融市場
引用
プーチン大統領は５日、外国メディアとの会見で、西側がウクライナに供与しているのと同等の高度な長距離兵器を、西側と敵対する世界中の勢力に提供することを検討していると述べた。
イラクやシリアの親イラン武装組織など米国と敵対する勢力への武器供与を示唆したとみられる。
今夏の攻撃は、ロシア供給の武器によるものである可能性は低いだろうが、フーシ派とロシアは、今後非公式に連携する可能性はある。
ロシアのカリブ海での軍事演習は、「示威行動」だとする国内報道があるが、私は違うと思う。 米国に対する明確な威嚇だ。 かつてのキューバ危機の時のように、米海軍が艦隊を繰り出してロシア海軍の進路をふさぎ、対峙することはしないだろう。 フーシ派を無力化できない米海軍が、極音速ミサイルを配備するロシア軍艦をけん制できるはずもない。 見物には行くかもしれないが。
G7とNATOは、判断と行動には、必ず反応があることをそろそろ学ばないとまずい。
ところで、空母アイゼンハワー打撃群は何をしているんだ？