5月12日の『出張ドッグトレーニング』は、ゆずくんのレッスン。
今回は来客者に対する吠えがどの程度のものなのかを確認するため、
私が駐車場に車を停めてからレッスン開始です。
事前にママさんには連絡済で、車が停まった時やピンポンがなった時にどのように対処するべきかをアドバイスさせていただきました。
そして車を停め、ピンポン。
インターホンからはゆずくんの激しい吠え。
玄関を開けてもらい、私がお家に入るや否や激しい吠えは治まらず。
いくら吠えても私は吠えている間は完全に無視をし、ずっと立ち留まり、目も合わさず『吠える必要がない』事を教える。
そして、少し治まったところで褒めてあげる。
そう教えることで、ママさんの『おいで～』の声に耳を傾けることができ吠え止みママさんのところへ。
今まではずっと吠えていたのが、少しずつ治まる時間も短くなってきました。
ゆずくん曰く、吠えてはいけないことは分かっているもののついいつものように吠えてしまうようです。
毎日の練習が必要ですね。
敏感で警戒心が強いゆずくんにとって落ち着く場所の環境作りでもある『ハウストレーニング』
ご家族のご協力もあり、ハウスの中で寝てくれるようになってくれたようです。
しかも『ハウス』の言葉だけで喜んで入るようにもなりました。
すごい進歩ですね！
そして今回はハウストレーニングの最終段階。
扉を付けて閉めても落ち着いていられるようにトレーニングをしました。
ハウス内の環境には慣れてくれたので、今回から扉を付けます。
少し戸惑いながらも段階を踏み、リズムよく練習を進めることで、扉を閉めても『オスワリマテ』や『フセマテ』が出来るようになりました。
ママさんに意識を向けることで、途中でピンポンや色々な音を聞かせても、吠えずに待つことができました。
ゆずくんを信じてあげることで、ゆずくんも自信を持つことが出来たようです。
しっかりアイコンタクトをとり良く聞いてくれます。
扉を閉めて落ち着いてくれるようになれば、色々な刺激に対応することができ、
災害時に一緒に避難することが出来るというメリットがあります。
飛びつきに関しても、『飛びついても楽しくない』『ママもところに来たらいいことがある』を教えたら、
飛びつかなくなりました。
人の横につくことは、人の横にいる環境に慣れてもらい、横についてくれたら褒めてあげる。
それを続けていくことで、実際のお散歩時の引っ張りに対してゆずくんを呼んだら立ち止まって横にきてくれるようになったようです。
だいぶご家族とのコミュニケーションがとれてきたということで、こちらとしてもやりがいがあり嬉しく思います。
何しろご家族みんなで参加していただけるレッスンは、誘導の仕方やコマンド（指示語）の統一なども共有できるのでとても良いことだと思います。
回を重ねるごとに、少しずつ進歩がみられています。
頑張って協力して頂いた皆様に感謝です。
今回も飼い主さんご家族とゆずくんの会話が見られた楽しいレッスンでした。
ありがとうございました。
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ヨーロッパのドッグトレーニング方法で、人と犬との信頼関係を結び、
明るい未来のお手伝いを致します。
静岡県東部で活動中。
クリッカートレーニングも承ります。
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【小さくても大きな命】
DOG TRAINER & PETSITTER 長谷川竜也
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