4月14日の『出張ドッグトレーニング』は、ゆずくんのレッスン。
継続トレーニングのご依頼ありがとうございます。
今回から本格的に、ご家族からの主訴でもある『吠え』『飛びつき』『引っ張り』を改善していく取り組みを行っていきます。
警戒心が高く敏感なゆずくんですので、一気に治すのではなく、
ゆずくんのペースに合った、楽しいレッスンをしていきます。
まず『吠え』に対しての取り組みは、ゆずくんの安心できる環境作りを提供することと、しっかりご家族とのコミュニケーションを図り、
『良いこと』と『いけないこと』の区別をしてもらうことを提案させていただきました。
ゆずくんの日常は、昼間は自由にリビングで過ごしていて、トイレや寝る時はケージで過ごしているようです。
音や気配など敏感な性格のゆずくんにとっては、いつも吠えセンサーが働きっぱなしで落ち着くことができません。
そこでケージ(周りがいつも見渡せる格子状の部屋)ではなく、クレート(周りが囲まれた箱型の部屋)への変更し、
落ち着ける場所、安心する場所を作ってあげることで、吠えることも抑制されるのではないかと思います。
またクレートの中も快適な空間にしてあげることで、ストレスも軽減されます。
その他にクレートの利点としては、災害時に一緒に避難ができるということや物が落ちてきても守られるということ。
ですので利点がいっぱいのハウストレーニングを始めてみました。
今までクレートというものを知らない入ったことがないようなので、この場所は『快』、『安全』ということを知ってもらうため、
分解し下側の部分からの練習です。
環境に慣れさせるためのトレーニングです。
また玄関に続く扉を開けると真っ先に走って来客者への吠えと、ご家族の方が出かける際に『行かないで!』と追いかけてしまうらしいので、落ち着いて待つことのできる練習もします。
思った以上にしっかり待ててますね。
得意なようです。
とても良くできました。
『飛びつき』に関しては、あるアイテムを使いながら一緒に『飛びついてはいけない』ことを教え、
併用して基礎のトレーニングも強化していきます。
飛びつきの抑制は、今は若いので良いかもしれませんが、シニアになった時の足腰の負担の軽減や怪我の事を考えてのことと、
来客者に対しての怪我の回避のためでもあります。
『引っ張り』の抑制については、まず人の横について歩くことが出来さえすれば引っ張ることはありません。
なのでこちらもヒールウォークの最初の段階であるヒールポジション(人の横につくこと)から始めます。
かといってすぐに人の横につけさせるのではなく、ゆずくん自らが人の横にいると居心地が良いということを学び、自然とついてくれることを待ちます。
すべての主訴の改善対策としては、基礎トレーニングができるようになればおおよそ改善されるのではないでしょうか。
基礎トレーニングについては、ゆずくん元々『オスワリ』『マテ』は出来ていて、『フセ』はハンドシグナル(手を使った誘導)で出来ています。
今回何回かの練習で『フセ』はハンドシグナルが無くても言葉で理解し行動に移してくれるようになりました。
アイコンタクトもバッチリ出来る子です。
興奮のスイッチが入りやすい子なので、飼い主さんが落ち着つきましょう。
犬は飼い主さんの様子を良く観察しています。
なので飼い主さんがしっかりと毅然とした態度で取り組むことが出来れば、自然とゆずくんも人に意識を持つことが出来ます。
準備は整いましたので、これから少しずつ頑張っていきましょう!
よろしくね。
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ヨーロッパのドッグトレーニング方法で、人と犬との信頼関係を結び、
明るい未来のお手伝いを致します。
静岡県東部で活動中。
クリッカートレーニングも承ります。
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【小さくても大きな命】
DOG TRAINER & PETSITTER 長谷川竜也
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