4月3日の【出張ドッグトレーニング】は、べにちゃんのレッスン。
噛むことは、ママさんとのコミュニケーションを取っていくことで、発散させることで、少しずつ減ってきているようです。
少し大人っぽくなったかな?
お顔も穏やかになってきました。
さて、今回のレッスンは引き続きハウストレーニングとトイレトレーニング。
そしてリードとハーネスの取り付けの練習。
ハウス(クレート)でもしっかり休めるようになってきたようです。
安心する場所と認識してくれたようですね。
ですので、ステップアップして今回はハウスの扉を開け閉めして、最終的には扉を閉めていてもゆっくり休めるようにしてあげます。
『閉じ込められる嫌な場所』ではなく『安心していられる場所』へ、気持ちの切り替えをしてもらいます。
そしてハウスの中で比較的に排便し易い状態や時間を人が管理をし、扉を開けた時に自分の肢でトイレをさせたい場所に行き、排便することを目的としています。
そして成功体験を積み重ね、トイレの場所を覚えてもらう。
あまり好きではなかったトイレトレーにも少しずつ慣れ、自分から入るようにもなりました。
この子は月齢が若く賢い。
よく考え飲み込みが早く、行動した後にいいことがあるという学習は出来ています。
きちんと教えてあげれば出来る子です。
反対にメリットがなければその行動はなかなかしてくれません。
ですので、いかに人がいる時にどれだけ成功体験をさせるかがカギとなります。
犬は都合のよいように上書き学習をするといわれています。
難しい内容をこなして報酬を貰うより、簡単に報酬を貰える方が楽ですから。
犬も良く考えていますし、私達のことを観察しています。
人もどうすれば望んでいる行動をしているか、犬の考えの上を行かなければなりません。
ハンドラーがきちんと犬目線で向き合って行動しなければ犬も向き合ってくれません。
トイレトレーニングは少し根気のいるトレーニングになりますが、焦らず気長に取り組んでいきましょう。
さて、続いてはリードとハーネスの取り付け。
今まで付けていたハーネスが所々擦れてきたので、新しいものに変えたいとのこと。
きちんと付けさせてくれるかどうか心配なようです。
リードの取り付けさえも嫌がるので。
なんでも最初が肝心です。
『大丈夫、安全なものだよ』を教えていきます。
犬は比較的良い経験より嫌な経験を引きずります。
ですのでハーネスの嫌なイメージから良いイメージへの変換。
ママさんも上手に誘導できました。
可愛らしい桜色のハーネスを付けることができました。
いつもと違うハーネスなので、なんだか違和感があるようで、しばらくフセしたまま動かず・・・。
可愛いですね。
続いてリードの取り付け。
この子はマテができるので、人が毅然とした態度で取り組めば付けさせてくれます。
少し自分を主張したい行動も出ますが、『していいこと』と『してはいけないこと』のメリハリをつけ、伝えることで、聞く耳を持ってくれる子です。
私がいる時には付けさせてくれるのですが、私がいなくなると中々付けさせてくれないこともあるようです。
ママさんには私の代わりにトレーナーになっていただき、私がいなくても落ち着いて付けられるように練習していただくようにお願いしました。
少しずつの分散学習で楽しく取り組んでいきましょうね。
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その後のママさんからのメールより。
嬉しいご報告がありました。
サークルなしで、フリーの状態できちんとトイレトレーの上でおしっこができたようです。
すばらしい進歩ですね。
犬と向き合い、犬目線でコミュニケーションをとりながら楽しく練習して行きましょう。
ママさん、べにちゃん良く頑張りました。
今回もありがとうございました。
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ヨーロッパのドッグトレーニング方法で愛犬のできることを増やし、人と犬との明るい未来のお手伝いを致します。
アフターフォローもしっかりと、飼い主さんに寄り添いながらアドバイスを致します。
静岡県東部で活動中。
クリッカートレーニング実施中。
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【小さくても大きな命】
DOG TRAINER & PETSITTER 長谷川竜也
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