3月20日の【出張ドッグトレーニング】は、べにちゃんのレッスン。
月齢が8ヶ月になりました。
愛嬌があり、とてもかわいい子です。
賢そうなしっかり者のお顔をしていますね。
さて、今回からトレーニングで、お困り行動を一緒に直していきます。
主訴は前回も記載したように『一定の場所にトイレをさせたい』『あらゆるものを噛んでしまうのでやめさせたい』と言うことです。
新たにトイレトレーニングと並行しながら、必要な『ハウストレーニング』も練習していきます。
トイレトレーニングは正直時間がかかるので、カウンセリングの時にトイレの配置や失敗の有無に関わらず、トイレをする時間の把握、どのような時にトイレをしやすいか、トイレの場所を理解してもらうには?などを事前にアドバイスをお伝えして、実行していただきました。
何か変化があればメールでご連絡いただくなどをしてやり取りもしました。
なるべく早いうちから成功体験を多くさせるのが大切なのです。
時間が経てば経つほど難しくなってしまいます。
今回はべにちゃんのトイレに関する管理が必要と思い、資料を作成してご家族に管理していただくようにお願いをしました。
そしてまずは『ハウストレーニング』も兼ねて練習。
今まではケージで寝起きをしていたようです。
今回はケージではなく、ハウスを『クレート』に変更し、クレートで寝起きしてもらうことに。
ケージは格子状になっていて、周りの状況が丸見えで落ち着きません。
なんでも興味があるこの月齢では興奮が生まれます。
クレートは周りが閉ざされていて落ち着くことができ、災害時でも安全です。
今までクレートで過ごしてもらうように、ごはんを食べる時にだけ使用していたようですが、体を入れずに後ろ肢を残してごはんを食べていたようです。
クレートに体を入れて安心して過ごせるように、安心する場所を作ってあげることが大切ですね。
ちょっとした工夫で、ほんの数分の練習で、あっという間に入ってくれました。
クレートの中でオスワリ出来ました。
フセて落ち着くことも出来ました。
クレートに入ったのは初めてのようです。
そしてケージからクレートへと引っ越しをし、その日からクレートをハウスとし寝起きをしてもらいます。
クレートの近くにトイレをさせたい場所へ自分の足で歩いてトイレができるように、色んな工夫をしながらトイレの配置をしました。
これで様子を見ていきます。
続いて新たに『散歩に行くときに落ち着いてリードを付けさせてくれない』というお悩みをお聞きしました。
嫌で吠えてしまうこともあるようです。
なんで付けさせてくれないのか?どうしたら付けさせてくれるのか?
なんで嫌なのか?
べにちゃんの気持ちになって考えて、べにちゃんに合ったやり方で練習をしたら、きちんとオスワリををして落ち着いてゆっくりリードを付けさせてくれました。
ママさんもべにちゃんがしっかりリードを付けさせてくれたので嬉しくって沢山褒めていました。
良かったね。
日頃からきちんとコミュニケーションができ、会話が成り立てば犬は答えてくれます。
まだまだ遊びたい盛り。
十分なお散歩や遊びでストレスを発散させてコミュニケーションをとりましょう。
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次の日。
クレートやトイレの様子が気になったのでご連絡したところ、クレートではスヤスヤ普段と変わらずに寝てくれたようです。
朝にはトイレもさせたい場所で出来ていたようです。
リードの取り付けは、まだ少し騒いでしまうものの、少しずつ付けさせてくれているようです。
成功体験を沢山経験させることで、『していいこと』と『してはいけないこと』を学習し、出来ることが増えていきます。
さぁこれからです。
一緒に頑張っていきましょうね。
ママさん、べにちゃん良く頑張りました。
ありがとうございました。
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ヨーロッパのドッグトレーニング方法で愛犬のできることを増やして、人と犬との明るい未来のお手伝いを致します。
アフターフォローもしっかりと、飼い主さんに寄り添いながらアドバイスを致します。
静岡県東部で活動。
クリッカートレーニング実施中。
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【小さくても大きな命】
DOG TRAINER & PETSITTER 長谷川竜也
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