忙しくても、心に余裕があると
人に対して寛容な氣持ちでいられる。
けれど自分の時間もなくて
毎日子どものことや家事に追われていると、
心に余裕がなくなってしまい
「何で私だけこんなに大変な思いをせんといけんの?!」と感じる。
私がそんな氣持ちの時に
傍らで旦那さんがこたつで寝っ転がって漫画を読んでいたなら、その姿を見るだけでイライラに拍車がかかり、
「何で私がこんなに忙しくしとるのに、それが分からんのん!?」と旦那さんに怒りをぶち撒けずにはいられなくなる。
旦那さんからすれば、
ただ漫画を読んでいただけなのに、
突然私にブチギレられるわけなので、
納得がいかず、怒りがまた私に返ってくる。
私が素直に
「大変だから手伝ってほしい」とそう言えば
こんなに拗れることもないのに、
素直になんてなれるわけもなく、
私は「何もしてないくせに、ただ漫画を読んでいるだけの旦那さんにキレられる筋合いはない」と、また怒りを倍返しする。
とにかくどれだけ自分が理不尽でも
言ってることがコロコロ変わっていようとも
自分の非を認めることはできない。
そうすると
お互いに相手が何を感じているのか分からないまま
ただの怒りのぶつけ合いになってしまうのだ。
そんなお父さんお母さんの言い合いを見ている子どもらは、
ピリピリした空気を感じて、どうしていいか分からない不安な氣持ちになっていただろうと推測する。
『 私は旦那さんに何を求めていたのか? 』
『 本当は旦那さんにどうしてほしかったのか? 』
私は不安感、無価値感、自己否定感など
そのような氣持ちを感じたくないから、
旦那さんに怒りにしてぶつけ、
むしろ「私は悪くない」と正当化しようとしているように思えた。
✎この出来事で
自分の内側を感じて気付いたこと
1️⃣私は頑張ることで認められる気がしていたから、無理してでも頑張ることをやめられない癖がある
2️⃣旦那さんがテキパキ家事を手伝ってくれたらそれで良いのか?
いやいや、私の頑張る所、要するに存在価値を奪われる気がしてくる。
3️⃣「勝手に無理しているだけだ」と言うんじゃなくて、本当は「いつもありがとう」と私の思いやりや頑張りや気付いて受け止めてほしい。
要するに、
・私は旦那さんに、一人ぼっちで頑張っていることに気づいて欲しいのだ。
・私の優しさや思いやりを、ちゃんと受け取って欲しいのだ。
・私のことをただ大事にしてほしいのだ。
本当の氣持ちに気付くことで、
自分のことを受け入れられた氣がして、
怒りという大波が静まる。
心の奥に押し込んでしまっている
「私のことを大事にしてよ」
「一人で頑張ってることに気付いてよ」
という氣持ちに私自身が氣付くことで、
心が楽になる。
ただ怒りをぶち撒けるんじゃなくて、
その奥にあるこれらの氣持ちを言葉にして伝えれば、
必ず相手に伝わるのだ。
旦那さんとのケンカから、
自分が感じている本当の氣持ちを
ちゃんと言葉にして相手に伝えることの大切さを
学んだ氣がする。
夫婦関係、親子関係は、
このようなすれ違いが多く存在する。
本当の氣持ちに氣付くこと
そして
それらを口にすることにも抵抗を感じるかもしれない。
でも
自分の幸せのため、人との心地の良いを関係性を築くためには、とても大切なことなのだ。
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