\ 子どもの甘えを思う存分、満たそう!! / | 岡山市中区『心と繋がるセラピー』子育て相談、インナーチャイルド療法 / フリースクール『みんなの家』

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自分らしくいられる安心できる小さな社会として。
親御さんにとって、子どもさんとの関係の潤滑油として。
子育ての悩みを共有できる場所として。
そのような思いで立ち上げました。

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\\ 子どもの甘えを思う存分、満たそう! //


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そもそも「甘え」とは何だろう??


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「甘え」とは、


困った時に助けてもらいたかったり、

心細い時にそばにいてほしかったり、

辛い時に慰めてほしかったり、

わがままであっても、そのままの私を受け入れてほしい


そんなお母さんやお父さんに甘えたい氣持ち。


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要するに「甘え」を満たすというのは、


『愛してほしい、受け入れてほしい、大切にされたい』これらの欲求に応えることです。


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甘えを満たすことは、


好き勝手する、わがままな人間になってしまうと思われたり、甘ったれで我慢のできない大人になってしまうと思われるかもしれません。


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しかし実際には全くそうではなく、

子どもの甘えをまるっと受け入れることは、


「私は大切にされている、愛されている」

「自分を表現しても私は受け入れてもらえるんだ」


自分自身の存在を肯定し自己肯定感)、

社会へ出ていく力自立する力を育てます


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・子どもとしっかり目を合わせ、

肌と肌の触れ合いを大切にすること


・子どもが感じた氣持ちに否定せず共感すること


・子どものペースを尊重する


・子どもを信頼すること


これらが「甘え」を満たすポイントであると

私は考えます。


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年齢が低い子どもさんなら。


目と目を合わせて、一緒に笑い、

たくさん抱っこして、たくさん触れ合って、

たくさん声をかけて、たくさん話しを聞くこと


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年齢が大きくなった思春期頃の子どもさんなら。


子どもが親に話しかけてくるタイミングを逃さず、

しっかり話しを聞いてあげること。


親が聞きたいからと言って子どもに話しかけるタイミングには話してはくれないでしょう。

ですから、子どもが話しかけきたタイミングがポイントです


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何となくいつも表情が違ったり、

元気がなさそうに見えるなら。


ちゃんと子どもに目を配り、

気にかけている思いを言葉で伝えたり、態度で示したり、親が素直に、正直に子どもを想っている氣持ちを伝えることも大切です。


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お金や物、おもちゃ、お菓子を与えると、

子どもはご機嫌になったり、納得して言うことを聞いてくれるようになるかもしれませんが、


それは甘えを満たしているとは言えません。


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しかし現実問題として、

親が必要と感じる以上にお小遣いを欲しがったり、

これ買ってー!とせがむ子もいるでしょう。


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子どもが求める甘えがきちん満たされていない場合、


今まで甘えられなかった分、このようにわがままに感じる要求もあり得ることだと私は感じます。


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ですから、

「わがまま」だと否定してしまわずに、

「そんなものは必要ないから買わない」と親の価値観で判断せずに、欲しがることに答えてあげることも必要な場合もあります。


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大前提として、

甘えを満たすということは「子どもの氣持ちを共感し、受け入れること」なので、


「お金をあげるから言うことを聞いてね」という親の態度は、親と子どもの要求を等価交換しているだけに過ぎないことを忘れてはなりません。


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欲しがる分だけ、お金や物を与え続けることが「甘えを満たすのではない」ということをしっかり親が自覚することがとても大切です。


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子どもの「甘え」満たす入り口として、

「欲しい」という氣持ちを受け入れて、買ってほしいというものを文句を言わずに買ってあげることも必要ではあるということです。


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その上で、

「必要以上にお金や物を欲しがる子どもの核の思いは何なのか?」


そこに寄り添うことが非常に大切です。


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たとえば、

お金を使い込み、親を困らせることで、

注目を集め、自分に手をかけてほしいのかもしれません。


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お金や物で、満たされない淋しい氣持ちを紛らわせているのかもしれません。


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それらの「淋しいから構ってほしい氣持ち」という核の思いに気付かなければ、

子どもの「甘え」は満たしたとは言えません。



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子どもの表面的な態度で評価してしまわずに、

その奥には、核となる思いがあることを忘れないでください。


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最後に。


子どもへの接し方は、

大人の価値観によって様々です。


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きっと私のような接し方は、「甘やかしている」と

感じる方がいらっしゃるかもしれません。


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ですから自分にとって、子どもにとって何が良いのだろうかと、ご自身にとっての正解を見つけていくことが大切です。


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子どもの「甘え」について考えるきっかけになれたら、

大変嬉しく思います。