女性活動家 流山サネコ | なみぃオフィシャルブログ 「豊かで愉快な世界の見方」 Powered by nAmeba

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豊かで愉快な世界の見方をナビゲート。#35歳からの女優人生 女優活動をしたりYouTubeで創作キャラになりきったり、心のあり方について発信したり。全力で今世を遊び倒します!


大正時代を代表する女性活動家



流山サネコ(ながれやま-さねこ)

1898〜没不明

大阪、河内長野出身。




女学校卒業後、


東京の山川第九師範学校にて教鞭をとる。



主に、雑誌


大正現代、婦人之朝、夢見心地、富士ビタイに小説や詩、随筆を掲載し、



執筆活動を行う傍ら熱心に女性の地位向上のための講演会を行う。




また、洗濯機の原型とされる

『手揉み洗いすすぎ機』や



今でいう

冷蔵庫の開発にも取り組んだと言われている。







「位置について、ヨーイドン」、


クシャミをするときの

「ハクション」、


立ち上がる際に使われる言葉

「よっこいしょ(どっこいしょ、どっこいせ等)」は



サネコが流行させたとの噂がある。







また、昭和8年までサネコは九つの雑誌で連載している売れっ子だったが、


翌年3月19日に

「山が私を呼んでいる」と書き残し、蒸発した。





サネコと連絡が取れなくなったため、出版社は連載終了の形を取ろうとしたものの


女性ファンからの抗議の手紙が多数出版社に送られ休載とした。



ちなみに、現存する五つの雑誌では未だに“休載”のままとなっている。





その後、フランスのキャバレーでサネコらしき人を見たという邦人の証言があるものの、真相は掴めずにいる。






代表作

「木の子と筍とサネコ」

「三毛猫にミケと名付ける女は長生きする」

「全身脱毛見聞録」

「女だから 女なんて 女らしからぬ」






出典

流山サネコ記念館「山が私を呼んでいる」