八月のヒスイ探しのお話のつづきです。
今までヒスイはほとんど拾えてませんが、糸魚川に行くたびに単斜灰簾石(たんしゃかいれんせき)や石英などの美しい石を拾って、徐々に庭先に増えていってます。
…で!
今回もヒスイは拾えずに、元気にロディン岩や緑石英を拾ってたりします。
水に濡れるとヒスイそっくりなんですよね。
まったくもう!
まぁ、めげずに親不知ピアパークに車を停めて、石拾い開始です。
最近、親不知海岸から歌海岸にかけて護岸工事が行われています。
そのため、大きめのヒスイが上がっているという情報が流れて、連日ヒスイハンターがたくさん押し寄せています。
工事の恩恵がある反面、困ったことも起きています。
それがコレ。
なんかやたらと青くて綺麗に見える石が海に散乱するようになったんですね。
昔からヒスイと間違えて拾ってしまう石にキツネ石という、ヒスイそっくりな石がありましたが、この石はそれに匹敵する紛らわしい存在になりつつあります。
今でこそまだ割れたてで、カドがあるから分かりやすいですが、もう少し荒波に削られて良い感じにカドが取れてきたら、毎回ヒスイと間違えて拾ってしまいそうな予感がします。
いや!
絶対に拾う自信があります。
あと、今回はやたらと黒いガラス質みたいな石が落ちていました。
最初は黒曜石かと気持ちが湧き立ちましたが、よく見たらツルツルピカピカの蛇紋岩みたいでした。
この時の親不知はベタ凪で水中もよく見えました。
逆に言うと、土日で拾われつくしてヒスイなんか無いんじゃないかといった感じです。
はぁ〜〜。
まぁ、波があっても拾えないのが私の特技なんですが。
なんて言ってる間にこんなの拾いました。
おぉ〜っ!
デュモルチ石ではないですか!
しかも、小さいけど、かなり良い色をしています。
2年糸魚川に通ってますが、初めて拾いました。
なんだかんだとヒスイは拾えないわりに、ネフライトや緑石英はしっかり拾えてます。
ちなみに黄色いのはシーグラス。
意外なことに、糸魚川の海岸にはシーグラスはあまり落ちてません。
そして、今回一番の大物。
巨大なネフライトです。
透過もまずまず。
色も良いので、磨いたらかなり綺麗になりそう。
ちなみに後ろにある黒くてツヤツヤの石は…たぶん蛇紋岩。
拾ったまんまでかなりなツルツル具合いです。
表面を触ると気持ちいい。
さて、今回も勝山海岸は石英の祠に手を合わせただけで、石拾いはしませんでした。
やはり凪。
たぶん土日で取り尽くされているだろうと、降りることもしませんでした。
ラベンダービーチもお姫様を眺めただけで退却。
そういえば、2週間くらい前に来た時は、げひ…ゴホゴホ…ゴージャスな飾りが付いていましたが…。
今回はスッキリと無くなっていました。
うん。
シンプルイズベスト!
つづく。
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