今から25年前に私がデザインして作ったバイクです。
10年くらい前に車検が切れてから、ずっと寝かせてあります。
植物が増えて場所を作りたいので、そろそろ手放そうかと考えています。
カバーがかかっていたとはいえ、長年動かしてないから、一応不動車として出すことになるかな。
サビもところどころあります。
思い入れがあるから、なかなか手放せないでいましたが、今年こそサヨナラしようかと…。
バイク自体は1993年製GSX-R1100WPです。
非常に珍しいタイプで、油冷エンジンではありません。
ダブルクレードルフレームのGSX-R1100で唯一水冷エンジンを搭載したモデルです。
油冷エンジンのトルクフルな特性と違って、とにかくジャジャ馬で、ツーストエンジンみたいなカッキーン!加速をしてました。
メーターは5連で全て機能してました。
左上から速度計、タコメーター、油温計、電流計、水温計です。
電流計は市販品では存在しないので、秋葉原で細かな部品を買って針から自作しました。
変形してモビルスーツになったり空を飛んだりしませんが、近未来的なデザインにしてみました。
子供の頃にモーターショーに展示してあった近未来バイクに憧れていたけど、いつまで経っても世に出てこないので、無いなら自分で作っちゃえ!…と発作的に思いついて作ってみたものです。
ほんとに一瞬で思いついて、落書きスケッチを描いてみたら意外とイケてて、イメージが湧いたら作ってみたくていても立ってもいられなくなり、即行動しました。
造形はバリー・フーさんに手伝っていただきました。
全てにおいて行動が突発的!
昔も今もたいしてやってることが変わりませんね。
そんな思い入れのあるバイクですが、どなたかレストア対象かオブジェ的な感じで購入される方いないですかね。
カーボンフェンダーやテックサーフのステンカーボンマフラーは、今では絶対に売ってないサウンドを奏でます。
頭の芯にカミナリが落ちるようなサウンドです。
ちなみに左右にあるのがロービーム。
縦目2灯がハイビームです。
当時はこのまま車検をパスしてました。
ハイビーム・ロービームの切り替え時は超カッコ良かったです。
空力も良い感じ。
ちなみに太陽が当たると、ニシキヘビのウロコ柄が現れます。
晴れた日に写したカット。
こんな風に蛇柄が浮かび上がります。
アルファレイズさんに塗装していただきました。
塗装代だけで40万円したな〜。
こちらは初期カラーの頃
サムソンブルーさんの塗装です。
これはこれで良かった。
ちなみにこの写真は雑誌ロードライダーに掲載されたものです。
当時は特集記事にしてくださった雑誌もあって、何回か誌面に登場したものです。
この角度だと、モロにモビルスですね。
モテギサーキットの走行会で走って、飛び入りでカスタムバイクコンテストに参加して優勝した時。
あぁ…懐かしや。
ちなみに胸に輝くチョーカーも私の手作り。
実はこのバイクのアッパーカウルがモチーフです。
拡大して見てみてね。
近日中にヤフオクに出すかもです。
レストアして乗るも良し、お店に飾ってオブジェにしても良し!
興味ある方どうぞ!
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