最終日は早朝に動きだして、最後にもう一度だけヒスイ海岸で翡翠探しをしてみることにしました。
普通の人が探さない場所として、テトラポットの隙間にある砂利を捜索。
すると…。
あっ!
あった!
手のひらサイズの白い石が!
だけど、テトラポットの隙間にガッチリ噛んじゃってビクともしない…!
しかも波が打ち寄せる場所だから、掘っても一波
ですぐに埋まってしまいます。
諦めるか?
いやいや。
私のしつこさは並じゃないんです。
ガッチリ噛んだ小石を、バイクに積んだパンク修理セットのニードルを使って一つずつ取り除いて、30分くらいかけて粘っていたら、あるタイミングでガチっと微かに動いたんですね。
そこからは一気にグリグリやって、無理矢理引き抜きました。
ん?
あれ?
なんか…。
これは緑色だと思った部分はなんか黒っぽい?
いわゆるキツネ石(曹長石?チャート?)というヤツかな?
かなり苦労したのに、結果がこれか〜!
まぁ、苦労した分、良い思い出になりました。
しかも金みたいな鉱物が張り付いていて、網目状にそこかしこに入ってキラキラしているから、なかなか綺麗です。
浜辺で出会った翡翠ハンターさんの戦利品。
いーな〜。
ひと少ない。
でも見つからない、
時季がわるいのかな〜。
やっぱり雪解けの春先が良いのかな?
こちらは別のハンターさん。
10cmオーバーの翡翠を拾ったらしいです。
写真を見せてもらいました。
みんな思い思いに翡翠拾い用のアイテムを持参してました。
糸魚川から須沢海浜公園とラベンダービーチに移動してみました。
本当なら海に潜って探したいところですが、この荒波の中に入る気にはならなかったです。
あ。
曲玉の形した石だ。
須沢海岸からラベンダービーチまで歩きましたが、キツネ石以外の成果はなし。
あと特徴的な波紋が入った薬石と、なんか霜降り肉みたいな美味しそうな石があったので、こちらを拾っておきました。
あ。あとこれも拾いました。☟
なんか透けたブルーグリーンで翡翠っぽい色をしてるけど、翡翠ハンターの方に見せたら違うって。
お姫様に挨拶して、次の場所に移動します。
この日は午後から大荒れの天気になる予報だったので、雨が降る前に早めに切り上げて、高木カクタスさんに寄って帰るつもりでした。
…が!
こんだけなんも無いと、意地になってしまいます。
最後に選んだのは親不知。
ここです。
ピアパークという翡翠拾いの場所があるみたい。
ピアパークに到着して、まずはお土産探しから。
あぁ、やっぱりこういうガチャがあったか。
いや、あって良かった。
買わなかったけど、私のような成果ゼロの人には、気持ちを落ち着かせる貴重なガチャです。
翡翠ガチャの代わりに、翡翠ら〜めんをいただきました。
水餃子が入ってて、なかなか美味しかったですよ。
あ。
ここにも石の種類一覧がありました。
これあると助かります。
ラーメンを食べ終わって、ふと窓の外を見ると…!
さっきまで晴れてたのに、一気に土砂降りの雨降りになってました。
まぁ、天気予報で知ってたから、本来なら翡翠拾いは午前中で切り上げて、帰りながら高木カクタスさんに寄る予定だったのを、翡翠を拾うまで帰らん!…と粘ったから…まぁ、仕方ないんですけどね〜。
見た目以上に土砂降りです。
土砂降り〜。
さっきまで浜辺にチラホラいた観光客も、この雨で一気にゼロになりました。
振ったり止んだりを繰り返して、最後には土砂降りのまま雨足が激しくなりました。
超巨大ウミガメのオブジェ。
太古のウミガメ、アーケロンが現存していたら、このくらいのサイズ感なのかな?
よく見ると、ヒレにはいろいろな貝が張り付いています。
なぜかウミガメの瞳の中から…。
天使様が手を振ってました。
糸魚川の翡翠関係のジオパークは、ひとしきり周れたのかな。
石に興味が湧いたから、お土産売り場で本を2冊買ってみました。
止むか?
いや…ないな。
翌日にかけて雨が酷くなる一方なはずだから。
バイク用のレインウェアがあったから、土砂降り上等で翡翠探しを続行しました。
激しい雨の中プラス下を向いてるから、首筋から雨水が侵入して、結局レインウェアの意味なくて服の中までびしょ濡れになってしまいました。
このままの状態で、気温が下がる峠道を走るのはなかなかしんどそう。
親不知での成果はこれ一粒のみ。
翡翠っぽいけど、どうだろ?
何も拾えないよりはマシか。
結局、夕方まで翡翠探しして、土砂降りの中帰り始めました。
濡れたままではあまりにもツラいので、道の駅小谷で温泉♨️に入って温まることにしました。
…の前に、行きに買ったレンゲショウマが傷んでしまったので、保険にもう一鉢買うことにしました。
三日間も連れ回しちゃったからな〜。
17時30分最終受付。
3分前に滑り込みセーフ!
ひえ冷え切った体を温泉♨️で温めて、さらに乾いた服に着替えたから、なんとか耐えられそうです。
強行しても安全に帰る自信がなかったので、素直に蔦木宿で仮眠することにしました。
歳だな〜。
仮眠といっても、真っ暗なベンチに寝転がるだけですが。
いつの間にか雨が止んだ空には、満天の星空が!
ご覧ください!…といっても、旧型iPhoneではこれが玄関。
4時間くらい寝て、寒さで目が覚めました。
とりあえず近場の道の駅はくしゅうまで移動。
はくしゅうの清水を汲んで、水分補給しました。
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