ここらで一旦タイのお話はお休みして、自宅のヤシのお話です。
先日買ったフェニックス・シルベストリスですが。
地植えにすると大きくなった時に大変だから、当初は鉢植え栽培する予定だったのですが、あまりにも銀葉が美しかったので、どうしても地植えの状態の葉が見たくなってしまったんです。
というわけで、裏庭に植え込む場所をつくるべく、もともと植えてあったサツキの木を移動することになりました。
しかし、ここからが大変だったんです。
このサツキ、地上に出ている部分は幹茎5センチくらいの、たいして太くもない木だったんですが、根っこを掘るにつれどんどん大きさが増してきて、掘り上げてみたら、最終的に直径30センチ、深さ50センチにもなる大木だったことがわかりました。
どうりで、土の中にノコギリを這わしても切れないわけです。
重さもハンパじゃありません。
こんなのを2株も掘り上げたので、久しぶりに筋肉痛になっちゃいました。
・・・で、いざシルベストリスを植え込もうと思ってセットしてみたのですが、どうもしっくりきません・・・・。
・・というわけで、結局ブラヘア・アルマータとチャメロップスが植わっている場所の隣のモミジに移動してもらい、そこに植え込むことにしました。
ここなら日照バッチリで、大きくなった時にはシンボルツリーになりますね。
さいしょからここにしておけばよかった。
ま、裏庭には、なにかしら置けるので楽しみが増したと思えば良いですね。
チャメロプス・フミリス・セリフェラと比べるとちょっとだけ負けますが、それでもかなりの銀葉ぶりです。
じつは、これの他に探しているものがあるんです。
ヤタイヤシの実生から発生した超銀葉タイプ。
2年ほど前にタイで実物を見てからというもの、虜になっています。
栽培条件によっても差異は出るでしょうが、大量に実生されているので、中にはもともとの素材で銀葉の強いものがあるんじゃないかと考えているんです。
あとは、ヤタイヤシの斑入り。
偽物はたまに出ていたりもするのですが、本物にはいまだに出会ったことがありません。
これだけ出回っているのになぜ1株も見つからないんだろう?
ブティア・キャピタータvar.オドラータ(現キャピタータ)の純血苗はすでに持っていて、すくすくと育っています。
そして、こちらは銀葉の女王?
ブラヘア・アルマータの葉っぱです。
新葉がでてきて、今が一番きれいな時期。