「マスカレード・イブ」(東野圭吾)
「マスカレード・ホテル」は満足度イマイチだった、と前回ブログで書いたが、この本もすでに購入済みだったので続けて読んでみた。
思いのほか、面白かった。
「マスカレード・ホテル」より読後の満足感あり。ただ、「マスカレード・ホテル」を読んでいなければ面白さは3割減くらいだろう。
新田浩介と山岸尚美が出会う前のエピソード4つからなる短編集。東野圭吾さんは短編でも面白い! というのは「探偵ガリレオ」で経験済みだったが、この本もよかった。
新田浩介と山岸尚美への親近感が、より増した。そして、ホテルという場所(そしてホテルを舞台にしたストーリー)への興味も、より湧いた。