「歌うクジラ」 | Jiro's memorandum

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泉治郎の備忘録 読書の感想や備忘録 ※ネタバレ注意
【経歴】 日本株アナリスト、投資銀行、ネットメディア経営企画、教育事業経営、人材アドバイザー、新聞社経営管理、トライアスリート

★★★☆☆

電子書籍を初めて読んだ。Android携帯で。
いま、ドコモで無料お試し期間中。


「歌うクジラ」に似たタイプの村上龍さんの作品では「5分後の世界」を読んだことがあります。集中して読まないとわけがわからなくなる感じでしたが、読み終わったとき、しばらく放心状態になるような読後感を味わいました。

今回読んだ「歌うクジラ」もやや複雑というかディテールにこだわっていて、描写とかひつこいくらいで、単行本にして750ページ相当の長さがあり、初めての電子書籍を、しかもAndroidのスマホで読むにはちょっときつかったです。それでも、どんどん先が読みたくなる筆力はさすがです。


スマホで電子書籍を読む良いところとして感じたのは
・満員電車でも読める
・ちょっとした空き時間でも読める
・携帯性
など。月並みですが。

一方、読んでみて感じたデメリットは
・目が疲れる(ような気がした)
・ページめくりのレスポンスが微妙に読むテンポを狂わす
・風呂で湯船に入って読めない
など。


電子書籍読むなら、携帯性を多少犠牲にしてもタブレット端末がいいと思います。
しかも、目が疲れない液晶のKindleが良いんじゃないかと(実際Kindleで読んだことありませんが)。
雑誌はiPadのほうが良さそうですね。

なお、Androidで雑誌も読んでみましたが(DIME、ぴあ、など)、やっぱり画面サイズ的にちょっと厳しいです。値段にもよりますが、今後購入したいとは思いませんでした。漫画も同様です(もともと漫画はあまり読まないというのもありますが)。




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歌うクジラ 下/村上 龍

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