★★★★☆
19人対32万人。無謀といわれながらも通信自由化の波に飛び込んだ稲盛氏と社員たちの物語。読んで熱くなること間違いなしの本です。電話料金の低下や携帯電話の普及における稲盛氏の功績は大きいですね。
以下、備忘録として抜粋
歴史を振り返れば、だれがやってもうまくいくはずがないと思われた大変困難な事業を成し遂げたのは、知識や技術や資金を持つ者ではなく、むしろ何も持たず、ただ志がピュアな人たちです。
なぜこのように全社員が一丸となれるのだろう。
心から納得できる目標を皆が共有しているからに違いない。
「電気通信に正しい競争を起こし、電話料金を安くする」
燃えたり感動したりするから人間は難しい仕事に長期間耐えていけるのであって……恋をしたことがある奴にはわかるだろう、惚れればどんな苦労でもする。それを苦労だと思うような奴はもともと恋愛なんかできない
新たなステージにおいても、勝つのは、正しい動機を持ち、一途な志を抱き、知恵と情熱に富んだ者たちである。
挑戦者/渋沢 和樹
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