純粋な資本主義では、裕福な人々を対象にした事業は高いリターンが期待できるが非常に貧しい人々を対象にした事業にはインセンティブが上がりにくいという欠陥がある。そこで「利益」だけでなく「評価」という市場インセンティブが働く仕組みが必要になる。貧しい社会に貢献していると評価されれば、その企業の評判が上がり顧客から支持されるような仕組みが必要だ。というのがビル・ゲイツが語る創造的資本主義。
この創造的資本主義は突っ込みどころが満載で、本書では多くの経済学者から反論を受けている。バフェットの反応も非常に冷静。
本の表紙の笑顔なんかを見ても、ゲイツが偽善者に思えてくる。
ゲイツとバフェット 新しい資本主義を語る/マイケル・キンズレー
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