ヘンゼルとグレーテルといえば、
さまざまな挿絵の絵本やお話となって
知らない人のいない物語ですが、
これは飛び出します。
途中のページ
表紙からすでに仕掛けがあり、
最終ページまで飛び出します。
調べてみると、仕掛け絵本(絵本に限らずなんらかの仕掛けがある本)
というのは数百年の歴史があるそうです。
この本は40年ほど前のものですが、
最近のものに比べても飛び出し方が大掛かりな印象があります。
前面に飛び出すだけでなく、左右にも展開し、しかもそのうえ、
タブ的なものを引くとお話が動いたりもします。
こういってよければ、歌舞伎を見ているような感じです。
その他の写真(函・表紙)などはこちら(古書つくし絵本倶楽部)に掲載しています。