このマリア像はヤフオクに出品しています。
詳細はこちらにてご覧ください。
イスラエルのナアマン陶磁器工房製の絵皿です。
全部で4絵柄、在庫しています。
どれも1960年代に作られたものだと思われます。
ナアマン製の磁器は、ビンテージ市場に出てきますが、欠けがあったりして完品は少ない印象です(年月が経過しているので仕方ないですが)。
上の4皿は、肉眼で確認する限り、欠けやヒビもなく、とても保存状態がいいです。
いずれも直径20センチ弱ほどで、使い勝手がいいです。
同じお皿を仕入れた中で欠けがあるものは随分前から私的に使っていますが、サラダやパスタやその他いろいろな料理を盛って、なんだかんだで毎日のように使っています。飽きないお皿です。
↑ 1枚づつ別売りにしていますので、お好きなものがあれば。
「今日のイスラエル(Israel Today)」という小冊子です。
第一号の発行は1950年代。
教育、考古学、住宅、社会福祉、女性、民主主義、利水など、各号ワンテーマで発行されていました。
ちょっと穿った表現をすれば、イスラエルはこんなに進んでいるんだ、こんなに奮闘しているんだということを伝える対外広報誌・宣伝誌です。
上の画像は英語版ですが、他にフランス語版とスペイン語版が確認されています。
例えば、第18号は「移民の受け入れ」がテーマです↓
上の写真はこの号に掲載されている、イエメンからユダヤ人を輸送する「魔法の絨毯作戦」時のもの。
他にも、
”近代住宅の鍵を渡されるロシアからの移民家族”
などの写真も掲載されています。
対外広報誌・宣伝誌なので、こうした作戦にモサドなどの機関がどのように関わったかなど、センシティブなことはもちろん具体的に書かれていませんが、対外広報誌・宣伝誌であるがゆえになおさら、当時のイスラエルが自国を世界の中にどのように位置づけたいか、あるいは、イスラエルをこんな国にしたいんだという、その当時の理想を垣間見ることができます。
まだ全部出品していませんが40冊ほど在庫しています↓
「今日のイスラエル」
1961年、ロンドンである雑誌(冊子)が創刊されました。
雑誌名は「Anarchy(アナーキー)」。
Anarchy Magazineとして知られている雑誌(冊子)です。
下は44号の表紙です↓
創刊したのは、誰もが知るアナキストのコリン・ワード。
記事の執筆にもこの分野の錚々たるメンバーが顔を揃えますが、この雑誌が今でも高い古書価格がつくのは、Rufus Segarなどが担当した装丁が魅力的だったから。
Rufus Segarの他にも装丁を担当した人が複数いて、奥付に記載があれば、例えば、Michael Foremanの名前も確認できるのですが、装丁者の記載のない号もあり、その号は誰の装丁だったのかわからない号も存在します。
今でも高い古書価格がつく、と先に書きましたが、近年は出物すらほとんどなく、もし売りに出されていたら、それがファースト・シーズンのものでなおかつ保存状態がよければ、日本円で一冊数万円の値がついていたりします(ちなみにセカンド・シーズンのものはそんなに高くはありません)。
何年かかけて70冊ほどを集めましたので近々出品します。
追記:アナーキ誌、全て出品しました↓
ナチュウム・グットマンが表紙絵や挿絵を描いていた雑誌、週刊「こどもたち」は、当初は雑誌ではなく、創刊時には労働者向け新聞(Davar)の子供向け付属紙だったことは以前書いたような記憶があるのですが、あれ書いてなかったかな。
いずれにしてもそういう形で新聞から雑誌へと独立した媒体になったわけですが、新聞時代の現物はまったく見つかりません。
ですが、その貴重な新聞時代の写真が一枚だけあります。
これは、雑誌化された第1号から25号までを(おそらく版元が)合冊したものです。第1号(つまり雑誌としての創刊号)の発行は1936年2月27日です。
この第1号の表紙に、新聞時代の「こどもたち」を読む子供二人の写真が使われています↓
新聞から雑誌への変化を印象づけるための表紙だったのではと思われます。
ただ、題字は雑誌になってもしばらくそのまま使っていたようです(細かいところまで見えないのでちゃんと確認できませんがほぼ同じに見えます)。
新聞版だった時代のものが見つかればここでもご紹介したいと思っていますが、いつ見つかることやら・・・
合冊第1巻はこちら↓
雑誌化第1号を含む合冊:週刊「こどもたち」1936年(第1巻)
合冊版は第1巻を含めて10冊ほど在庫があります。まだ全部出品していませんが、週刊「こどもたち」の各号及び合冊の出品済みのものは以下でご確認ください。