時間が消えた・・・はなし | すずめがチュン

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アケノさんを取りまく風景をおとどけしてます。











2014/7/10 撮影

なんか、面白い話なかったかな?


  と考えてたら あった!ありましたよ (^-^)



私じゃなく、アイさん(長女)のとても仲のいいお友達に


 起きた話で


  それも中3の時と言うから・・・・24~25年前のことですが


最近ききました。



そのころ、アイさんもマミちゃんも高校受験を控えて


 塾に通ってました。



塾が8時ころに終わると


 マミちゃんは愛用の自転車で、家までの最短距離である


  道筋をいつも帰るのでしたが・・・・・・


 その道は


  人家を抜け堤防へと向かう道で、


 天降川という 大きな川に沿った堤防までやってくると


   そこから川にかかった橋を渡る、



 橋はクルマは通れない、自転車ならなんとかというサイズなので


   昼間も それほど人は通らない、


  夜は、もっと通らない・・・・



橋の中ほどの、少し出っ張ったところにふたつ、街灯が灯っているのだけど


  灯りの大部分は 下を流れる もう真っ黒にしか見えない川面に


    吸い込まれてるみたいに、   暗いのです。


 

 堤防沿いに、ポツリポツリ並んでいる温泉宿の明かりも


   建物が堤防よりずっと低いとこにあるので


     堤防の上まで届いていない、


 

自転車でなければ、一人で歩いてなど渡りたくない、


 


そんな橋を


   渡りはじめたマミちゃん、渡りはじめてすぐに・・・・・


    なんか、いやな気配を背中に感じたというのです、


 ダレかにじっと見られてるような・・・・・


  反射的に後ろを振り返って、


        驚いたのなんの!





 斜め上に見えたのが、今まで見たこともない 光の玉だったそうで


  しかもそれが、ぐんぐん自分に近づいてくるのがわかった、と



あとは、どうやって橋のたもとまでたどり着いたのか・・・・


  多分、「ワァーーッ!( ゚Д゚)って叫びながら、二度と後ろも見ず、多分ね


 気が付いた時は、橋を渡り切ってた、わけも分からないまま


   家に着き


 「タダイマ」と言ったとたん


   待ち構えてたようにお姉さんから


「アンタ、今までなにしてたのよ!」と怒られた、と


    「え、まっすぐ帰ってきたよ、塾から」


「今何時だと思ってんの、9時よ、9時、今までなにしてたのよ!」


  と、あんまり怒られるものだから


    「じつは、橋の上でね」と話してみたら



信じてくれず、今でも信じてもらえないのだとか



時々、妹のお店にやって来て


  酔うといつも、カウンターでコテっと寝てしまうマミちゃん



  「私、もしかしたら身体のどこかに チップとか入ってるかもしれない」


   と言ってるそうなので、


 一度 ゆっくり


   もっと詳しい話を聞かせてもらいたい


   マミちゃんの消えた一時間の謎を、(^-^)