終わった。
干し終わって空を見ると、なんだか雲行きが怪しい・・・
今日は 乾くまで、持つだろうか？
気にしながら・・・・
予定してた、冬物の衣類の準備を 父と始めた。
やり始めると、とことんやってしまう 似たもの親子で
そのうち、押入れにアタマ突っ込んで、
奥までかき回している。
きりがない・・・・でも止められない
性分だから、ネ(^_^;)
夢中になってると、
ずっと、テレビを見ていた母が
「雨、雨、」と言うので、
慌てて、ベランダへ走った。
洗濯物をとりこんで 父を見ると、
椅子にへたりこんで、肩で息をしてる・・・・しまった！
手伝わせないつもりだったのに・・・・・
片づけというと、いつも、父は手を出してくる。
やりたいのだ、
疲れさせては、何にもならないので
今日は、ここまでにする、
ソファにもたれ、目をつむって大きく息をしてる父の
耳元で、
「まぁた、あ・し・たねぇ、」と、大声で言うと
うんと頷いた。
母が、帰りじたくを始めた私の後を
よろよろとついてくる、
お見送りは、母の役目なのだ。
何もできなくなったけれど、これだけは・・・
と思っているらしく
どんなにいいよ、と言っても 譲らず
いつも玄関口までやってきて、「ありがとね」と
頭を下げる。
「うん、また明日ね！」
と言って外に出た。
細かい雨だ、細くて軽い雨は 風にあおられ、
傘の中まで入ってくる。
右へ左へと、面白がってるように
向きを変える雨に合わせて、傘を動かしながら
歩くのだが、濡れてしまう
雨は、刈り入れが終わり、仕事を終えた田んぼの上にも
シャワーのように、降り注いでいて、
その道沿いを 歩いていると、
刈り取られた稲株から 水を含んだ
みずみずしい香りが
漂ってくる。
・・・・・微かに甘い、
この季節の 雨の日の そして この道を歩いてる時だけの
贅沢な香り！
さて、今晩は何にしようと、思いながら
・・・・・もう見えてきた 我が家のベランダを見ると、
アラ、奥に干したはずの洗濯物が、
ぜんぶこっちに 移動しちゃっている、
モアイさんのシャツが、パタパタと風に翻りながら
「お帰り～」と言ってるではないか、
やれやれ・・・もう一度、洗濯だね (^_^;)
真夜中の訪問者は、
ますます形がはっきりしてきましたネ、
１５にちです、
来てくれてありがとう！ (^_^)/
１１日の宇宙船を 画いてみました。
左の方は、
こんな形してます、
ナニをやってる宇宙船なんでしょう？
観測？ 作業？
どんな宇宙人さんが、乗ってるんでしょうね、
また来てください、今夜あたりどうですか？ (*^_^*)
つづく