時々、きのうの晩ごはん・・・・あらっ? | すずめがチュン

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アケノさんを取りまく風景をおとどけしてます。











2014/7/10 撮影

ナニを食べたかな?・・・と


 毎食 自分で作っておきながら、


思いだせない時がある。



替わりに、二日、三日まえに見た夢が


 いつまでも、記憶に残って・・・・


  くり返し表れては、謎解きを迫ることも、


夢は


 思いだすたび、不思議に 新たな場面を


  加えていき


やがて・・・・


 「そうだったんだ、」という、答えまで導いていく。



とても大事な、その夢のためか


 自分の周りの、取り立てて・・・どう、という事もない


忘れてもいいような事などは、こっそり


 ダレかが消してくれたように、


  きれいさっぱりと 無くなり、


ポカンと空いた部分で、私はゆっくり謎解きを楽しむ。



目を閉じ 椅子にもたれて、夢のあれやこれやを


 思いだしてみる・・・・・ だんだん 身体が


ユラユラと、お湯にでもつかって


 いるように、ゆれ出してきて、・・・


手先に渦を巻くエネルギーを感じ・・・・やがて


 眠くなってくる、


ウトウトしながら、横のベッドに移り・・・・そして


  寝てしまう。


 まるで、催眠術をうけたように、


 


「二年前、はじめて退行催眠を 受けました。


  亡くなった父との、過去生の関係を知りたかったんです。


 それは生前、父に心を開けずに、子どもの頃何度となく


  父の運転するクルマから逃げ出し、民家に逃げ込むという


 夢をくり返し、見ていたからです。



 そのまま、最後まで打ち解けることなく・・・


  父を逝かせてしまったことで、それを知りたいと思いました。



 退行催眠で、全ての謎が解けました。


  私は、ローマ時代のイタリアに居ました。


 たくましい身体の 男性兵士でした。



 皮で編んだ、サンダルのような靴をはき、ジャバラになった


  スカートのようなコスチュームを、


   身に着けていました。



 シーンは夜に変わり・・・・


  私は、松明の灯りが土壁を照らす、薄暗い酒場にいました。


 同じ兵士で親友だった父と、ゴブレットに注がれた酒を


  飲み交わしながら、議論になったのです。



 お互いに酔ってました、


  いつか激しくつかみ合い、『どうして わからないんだ!』と、


 父(相手の兵士)の怒りが、ピークに達した時、


  その兵士は、持っていた大きな剣を抜くと、振り上げ、私に


 振り下ろしたのです、



 次に、私が感じたのは・・・・


  そこで、全てが終わってしまった!、という感覚でした。


 すぐに、良い仲間だった、・・・もっと、わかり合いたかった!


  という感情が溢れだし、


    涙が止まりませんでした。



 その時の催眠誘導で、


  ガイド(守護霊)にも会えました。


 まぶしいほどの、光、そのものの姿でした。



 帰り道、心はすっかり癒されていて、とても清々しい


  気持ちだったことを覚えています。



 生前父は、趣味で料理も楽しむ人でした。


  家には、父が刺身などをさばくための包丁が


 何本もありましたが・・・・


  私は、その刃先から、何か得体の知れない風が


 ふわ~と、吹いてくるような感じがして


  包丁などがイヤで、苦手でした。



前世のカルマから、今生では、私を子どもとして持ち、


 責任をもって育て上げるという立場で、また巡り合ったんですね、


打ち解け合えなかったですが、家族を守り、しっかり育ててもらった


 という事に、今は本当に感謝してます。



父が亡くなって一年が過ぎ、


 一周忌を迎えようという前の晩に、夢を見ました。


高い雲を突きぬけて伸びる 真っ白な階段が見え、その最上段から


 祖母に見送られた 父と祖父が下りてくるところを


私は鳥のように飛びながら見ています。


(なぜ二人でなのかは、父と祖父が4月1日と、同じ日に亡くなって


 いるからです)


父が祖母に、『じゃあ、わしらは言ってくる』と言い、


 祖母は、『いってらっしゃい』と、見送ってます。


その後で、父がもう一言


 『わしは、肉が食べたいの~、』と広島弁で言ったところで


   目が覚めました。


母に、そのことを話して


 『まだ法要の前だし、お父さんお肉好きだったから、お供えしても


   いいんじゃない?』ということになり、


直ぐにクルマを、ケンタッキーフライドチキンへ直行


 さっそくお供えしてから、お線香をあげ、


 チ~ン、チ~ン 『お寺さんが来ないうちに、早く食べてね!』


  と言いました。 



その晩、夢に


 こんどは、見送った祖母が喪服姿で現れ、


  黒塗りのクルマから下りてきて・・・・


 『 おしんちゃん、今日はしょーちゃん(父)のために、』


   よ~してくれたね、


   ・・・で、いくらだったんだい?』 と、バッグから


  お財布を取りだします。


  『 おばあちゃん、そんなのいいわよ、大した金額じゃないから~』


    と私が答えるという・・・


この世と大差ない会話で、


『あの世でも、お金使って 生活してんだね~』と母と笑いました。




というお話でしたが、


 コメントに入れて下さったこのお話が、あまりにも興味深い内容で


  ひとりで読むにはもったいない・・・・とお願いしてみました。


 すると、「いいですよ!」と、


  それで記事にさせていただくことに、初めての試みです、



おしんさん、ありがとうございます!(*^_^*)



 今はもう、自分を取り巻くどんな・・・・人も、またどんな事も


   赦し、そして・・・赦される時なのですね。





     つづく