(28) どんな小さな変化も、見のがさないようにと | すずめがチュン

すずめがチュン

アケノさんを取りまく風景をおとどけしてます。











2014/7/10 撮影

迎えた、21日は


  呆気ないくらいに、いつもと変わりない時間が


   過ぎて行くようで・・・・


んん?と思いながら、約束の、10時10分になった。


  急いで、部屋にこもり、静かに祈る、


   つもりが・・・・・猛烈に眠い、眠くて眠くて・・・・


   たまらない。



 その前日、20日の晩に


  少し自信喪失になったらしい妹が


   「ね・・・・どうしたらいい?明日よね、」と言うので、


 「ま、ここで、ちゃちゃっと話しても、話しきれる


  もんでもないし、仕事中でしょ、今・・・・・


  あとで、おいでよ」


   という事になって、


   ・・・・・そして、やってきたのだ。



  自信喪失の、内容というのは


   「瞑想のイメージが、今になっても、なんかイマイチ


    ちゃんとできてない感じが・・・するのよねぇ」


  というもので、


   妹に言わせると、光の柱が、というと目をつむったそこに


   正に光り輝く柱が、サーッと降りてくるという感じがほしいのか、




 「そういう事なの?」


   「そうなのよ・・・・」と、やっぱりねぇ


  妹は、一見 大ざっぱなようで、どっこい、


   妙なところに拘るところがある。


 「でもさ、口でそこまで表現できるという事は・・・・正に


   できてる、ってことじゃないの?」


   「そうかな、」


 「そうよ、ちゃんと・・・といっても、どこまでがちゃんとなのか、


  大体、わからないことでしょ・・・・あ、でも、ダレかが言って


  下さってたじゃない、ダレだっけ、忘れたけど、


    『もう皆さんは、すでに今いるべきところに完璧に居ます


     何も心配しなくていいのです。』って・・・・


  だから、今の状態でもうできてますよ、ってことだと思うけど、


   だって、明日よ、ここまで来てんだから」


    「そうなのかなぁ、じゃ安心していいのか」


 「そう、意識してその日を迎えただけで、もうOKなのよ!」


    「そうだね!」



   と、似てないようで、結局は思考経路が 同じ二人は


    あっという間に、どんな難問?も終わらせてしまう。


  というか・・・・


   自分より六つ年上の、姉の意見に、そういえば・・・妹は


    昔から、あんまり逆らったことはない、


   いや、一度もないかもしれない・・・。


  時々、あまりにもすんなり 意見を受け入れるので


     そんなに、イイコト言ったっけ、と思ってみるが


   そんなことはない・・・・よね、



    「で、何時だったっけ・・・・瞑想するのは」


 「10時から11時・・・・起きれないんじゃない?」


    「そうだね、どうしよう」


 「 う~ん、横になっててください、ってのもあったから、


  あ、そうだ!ハイヤーセルフさんにお願いしとけばいいよ」


    「起こしてくださいって?」


 「うん、それでもいいけど・・・もし、起きれなかったら


  夢の中で、ハイヤーセルフさんと一緒に瞑想に参加させて


  下さいって、お願いしたらどうだろ ・・・・ね、」


    「あ、そうか、そうだね!」と、



  こら、こら、


   そんなことでいいのか、半分冗談のつもりで


   言ったのに、


  当の妹は、いいね!と屈託がない。


   いいんだろうか?


    ま、いいだろう、


    本人が、納得したのだから。



で、あとは何時ものように


   PCに取り込んだSSの画面を、いちいち拡大しながら


    眺めて楽しんだ・・・・


  そして、いつもの様に また三時。



 というわけで、眠いのだった。


   お蔭で、何を祈ったのか・・・・


  目を閉じ、祈ってるつもりが、気がつくと


   いつの間にか、祈りの内容とは全く関係のない


    ヘンテコな夢の世界の中へ


     行っている・・・・



  何度か、それをくり返すうちに


   終いには、目を瞑ったとたん・・・・夢の中にいる、


    はぁ~・・・仕方がない


     もういいや、2時間ばかり寝た。



 予定してた、その時間を妹どころか


  自分まで、完全に夢の中で


   過ごしてしまうなんて、


  こんな事になるなら、


 自分も、ハイヤーセルフさんに頼んでおくんだった・・・・


  と、2時間後に目を開けて、


  急いで、祈りの言葉を唱えた。



すると、夢ではなく、今度は本物のビジョンが見えた。


 ダレかがピアノを弾いていた、


   長いローブをまとい、背中に大きな羽をはやした


 天使だ!




 よく見ると、ピアノの向こう側にもう一台、向き合うようにして


   同じようなモノがあり、そこにも天使がいて、


     ピアノを弾いている! 音は聞こえない、


 おお、天使だ!と思った瞬間、そのヴィジョンは消え


  いつの間にか、今度は、とても大きな建物の中に居た。


    天井近くから、下を見下ろす位置のようだ、


   下には、数えきれないほどの


     沢山の人が居て、その頭だけが見える


  建物は、大聖堂のようで、太い柱の間を、


    大勢の人の頭が、うねるように動いているのを


      見ている・・・・とヴィジョンだった。



 それからも、ふわふわするような眠いような感覚のまま


   夜になり、


 ふと、思い立って


  お正月用のブログの漫画を、画きたくなった。


 アケノさんちに宇宙人さん達をお招きして、


   お正月を一緒に、楽しく過ごしている・・・というもの


  いいねぇ~、と


   目をショボショボさせながらも、夢中で画いて


 終わってから、何気に


  数えてみると、・・・・1,2,3,4、・・・・10,11


     ・・・・19,20、


       ・・・・21、


   なんと、21人!だった、



   今、本気で、漫画が実現するような気がしている。


   



    つづく