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コスモスの会は、中野区にある 子供、中高生、大学生のためのバレエのお教室です。
6月も明日で終わりです。
月日の経つことの早さには、驚かされますね!
27年前位にTACの指導を始めました。
その最初に教えた生徒の現在の姿を今日はご紹介いたします。
Aちゃんは最近の過去ブログ記事の「PINの店」のご長女様でもいらっしゃいます。
人懐っこくて、可愛くて、やんちゃ坊主でもありました。女の子なのに
年長さんでした。
幼児クラスの発表会作品は「3つの小品」
「金平糖」、「子猫のワルツ」、そして「白鳥のセレナーデ」
記憶では「白鳥のセレナーデ」は年長10人で踊った記憶があります。
(ブラーガ作曲「天使のセレナーデ」の音を使い振り付けました)
(生徒たちは天使であることの真実を最初から感じていた・・・)
踊り心を秘めていると勘が働き、Aちゃんは前列のセンターに位置してもらいました。
期待に120%応えて、堂々と叙情たっぷりに踊ったのです。
以来Aちゃんはササモトクラスのエースとして、君臨し続けてくれましたね。
発表会では、誰もが伸びのある踊りに目を奪われたものです。
その彼女はある発表会を契機として、パタッとバレエを辞めたのです!
「他の踊りが踊りたい!!」
ひっくり返る程にビックリして、次のステップへ送り出しました。
世代交代が行われ、木曜後半クラスの出番です。
時は、優しくて、いつの間にか”コスモスの会”も生まれて。
バレエの作品振付を生き甲斐として、歩きながらも音を聴いていた頃を思い出します。
その様な私にも転機が訪れました。
すい臓の嚢胞が変化してしまったのです。
私は、昨年、すい臓の嚢胞の除去手術を受けて、約3ヶ月、コスモスの会を休みました。
TACは昨年3月で残念ながら、辞めざるを得ませんでした。
除去した嚢胞は良性でした。
私は、嚢胞体質らしく、まだすい臓に嚢胞がありまして、
精査したら、誰でもあるらしいですが、経過観察をしています。
今日は、実はA病院に先週の検査の結果を伺いに行って来ました。
先生が「お元気ですか?」
「すごく元気です!」
先生カルテに”すごく元気”と書き込み、形が全く変化していないこと、
血液検査の結果も”すごく元気”なことを教えてくれました。
私を脅かしてばかりいて、だけど面白い先生のあだ名は”怖いじょう”です。
「先生とお会い出来るのは良いのですが、検査は半年に一度でお願いします!」
「そうですねー」
と、ついに自ら主導権を奪った私でした。
この嚢胞は2016年からあるもので、変化していないので、今後も変化しないと思います。
あくまでも、私の勘ですが・・・
私にとり、時は優しく、優しく流れている。
いつも、天使たちに囲まれて・・・
命を輝かせて、ひと時ひと時に恋して、生きていきたい。
私の可愛い生徒の現在の踊りです。
彼女は今、シンガポール在住。
下の動画は「Hayati」という作品で、
Professional solo champion of Asia Global Belly Dance in 2018
と書いてあります。
ベリーダンスのシンガポール大会では、優勝!台湾の大会では銀賞を獲られました。
ベリーダンスには全く疎かった私ですが、彼女の品のある動き、
情熱的な躍動感のある踊りには、すっかり魅せられてしまいました。
ささやかなご紹介ですが、私のブログで皆様に観て頂きたく、
懐かしいAちゃんと連絡を取らせて頂きました。
PINの店は私にとっては、親戚のような気持ちがするお家です。
Aちゃんは、いくつになっても、可愛い生徒、妖精であることには変わりはありません。
彼女のラインの最後にこう記されておりました。
「母にも話していますが、私のダンスのベースはバレエですよ!
笹本先生には感謝です」
彼女の踊りには命の炎を感じます。
日本でも踊りが観られると良いですね。
是非是非、Aちゃんを応援お願いします。
世界的なダンサーにご成長されていらっしゃいました。
今日は、今まで生きてきた道のりを振り返り、命の輝きを体感した素敵な1日でした。
皆様、ごきげんよう