

コスモスの会は 中野区にあるバレエのお教室です。
昨日、無事に 第14回発表会を終えることが出来ました。
夢のように過ぎてしまった発表会でした。
前夜もよく眠れ、朝6時には、1人で起きることが出来ました。
発表会に向かって、程よく 緊張している自分がいました。
ゲネプロを11:55からスタートさせるために、
朝8:30から大ホールを使用することに昨年からなりました。
結構な値段の早朝料金を払っても、
開演17時を確保するために 早起きするのです。
書道の大家に書いて頂きました”自慢の看板”です。
皆様 今日はよろしくお願いします。
あっという間に、ゲネプロが始まります。
その直前に、ちょっと 気になる4人を見に来ました。
蕾クラスの生徒が2人を見つめます。
タリオーニ役のKちゃんがいないのが気になりますね・・・
左から、グリジ、チェリート、グランです。
グリジは華やかで、チェリートははかなげで、グランは初々しく・・・
これからの今日1日の大変さを想うと、先生としては 切ないですね!
やり遂げた達成感に満ち溢れることが出来るように 祈るばかりです。
コスモスの会の発表会では、バレエと詩のコラボを試みています。
以下の詩は、「パ・ド・カトル」の音を聴きながら 詩人が書き下ろした詩です。
皆様にじっくりと味わって頂きたくて、掲載しました。
妖精のような生徒たちの舞にふさわしい詩です。
私の想いも込められた詩です。
私の前を通り過ぎていく生徒たち。
きっと きっと 素敵なお母さんになる・・・
きっと きっと 素敵なバレエの先生になる・・・
みんな 幸せな人生を歩むのよ!
心を輝かせて 生きていくのよ!
詩の朗読の後、ゲネプロが始まりました。
美しい照明に映える4人の少女たち。この写真はゲネプロの写真です。
ゲネプロでも どんなに、心を込めて踊っていたか伝わって来ました。
4人は完全に 役になりきって踊っていました。
カメラ持っていましたのに、撮ること忘れていました。
もう 本番に話が進みます。
「パ・ド・カトル」は幕開きの作品です。
私は客席から観せてもらいました。
夢のように少女たちは舞い、
私も 共に踊っているような気持ちで、舞台を見つめました。
辛いときもあったことでしょう。
泣きたいときもあったね!
4人は笑顔もみせて、ついに 踊り切りました。
タリオーニは威厳があり優しさに満ちて、
グランは若々しく清楚で、
グリジは蝶のようにきらびやかに舞い、
チェリートはまるで、はかなげな シルフィードのようだったね。
おめでとう!踊り切ったね!
今回はその後の「小品集その1」まで、客席で観ました。
その後、ロビーに飛び出して廊下を駆け抜けて 舞台脇へ。
プログラム3の「マチネ・ソワレ・ミュージカル」には間に合いました。
可哀想に”アマリリス”の4人は寂しかっただろう・・・(先生を許してください)
でも、うまくいきましたね!
(出がちょっと難しいのよね!)
客席で観れて 観客の反応がよく分かり、参考になりました。
小さい方々の踊りは 観客を励ます力があること・・・感じました。
特に お年を召した方に生きる力を与えている!
実は、お席が 教会の皆様のお隣でしたので、分かったのです。
「小品集その1」 どの作品も 手を抜かず振付、練習してありますので 私は誇らしい気持ちでした!
蕾クラス、菫クラス、本当によくがんばってくれました。
やはり、ゴパックは盛り上がり、観客の中から手拍子も聞こえました。
これは、菫クラスラインルームから頂きました写真です。
本番を舞台脇からみると、生徒たちの息づかいが聞こえる。
「頑張れ!」その気持ちを送るのみ、あとは生徒たちを信じて見守るだけ。
(「マチネ・ソワレ・ミュージカル」春クラス5人が、胡桃クラスを引っ張り、良い作品になりました。
胡桃クラスは小2の2人始め皆 本当によく頑張りました!
この作品に グリジとチェリートも出ていたのです!)
ちょっと 実は 言えないことが色々あり、神経も使った発表会でした。
10分休憩では、受付に走ったり、
あっ「ゼンッアーノの花祭り」!と舞台に走る。
苦しめていたウオノメさんはダブルクッションが適応したらしく、なりをひそめ、
本当によく走った発表会でした。
菫ちゃんたちはこんな感じで、本番に向かいます。
ゴメンね!先生 到着したよ!
一生懸命踊っていた菫クラスです。
この写真2枚とも菫クラスラインルームより。
菫クラスの皆様も今頃ホッとされていることでしょう。
さてさてその後、「ナポリ」が始まり、
ゲネプロでは周りの位置関係を注意していて、観れなかった”アダジオ”部分を見守りました。
「ナポリ」の面白いことは、女性が女性をサポートして、プロムナードしたり、パンシェしたり、
成功したね!グリジ、チェリートがサポートされてパンシェして、
本当に、大活躍の2人だね!
グランとリラの精のサポートが上手い!
そして、「小品集その2」へ、胡桃クラス、他、バリエーションが終わり、
「妖精のパ・ド・シス」へ。
これは、私が撮りました。
「祈り」です。沢山の練習が2人の動きをピッタリと揃えました。
「妖精のパ・ド・シス」でも「パ・ド・カトル」でも「ナポリ」でも感じたこと
・・・それは、生徒たちの友情の厚さです。
年齢を超えて、仲が良い!
みんな、ハグしたり、手をつないで、肩組んで励ましあったり、
先生は入れない聖域!
最後の「スターズ アンド ストライプス」は上手脇から観ました。
溢れる程の子供たちに圧倒されました。
小さな生徒を労わって踊る大きな生徒たち。
今回、第1回発表会から第14回発表会まで出演してくれた大学生が卒業です。
今年はその彼女からお花を頂きました。
今年は大学3年になる彼女です。
社会人に向けての活動も始まります。
覚悟していましたが、寂しいことこの上ありません。
小さい生徒たちの面倒をみてくれる優しいYちゃん。
そして、今年はマイクを持ち、終わりの感謝のご挨拶をした私でした!
感謝の想いが深い、特別深い発表会は終わりました。
生徒たちとご挨拶をしてお別れです。
生徒たちから頂いたプレゼントに涙が出てしまいました。
先ずは、全員からメッセージカードです。
そして、4人の少女たちからは 「パ・ド・カトル」の手づくりご本。
メッセージを読み、感謝で心がほっこりします。
「パ・ド・カトル」のご本で分かったことは、
4人の少女たちも「パ・ド・カトル」に対しての深い思い入れがあったということです。
”先生の熱意の空回り”にならないように、夫から言われていたので・・・
涙が止まりません!
貴女から贈られたお花です。心配しています。ご連絡くださいね。
これも素敵なコンポートですね。お健やかに。ありがとうございます。
大好きなカサブランカに囲まれて幸せです。
舞台で頂いたお花です。
沢山の愛の詰まった 発表会を体験して、
今日は、ブログ更新をやっとこさ しました。
ご覧くださる皆様に 私の想い伝わるように、頑張りましたよ!
柚木の蕾が完全に開きました。
これから、9月の発表会に向けてまた、スタートです。
あと、バレエの勉強にしっかりと 取り組みます。
可愛い生徒たちが待っていてくれるので・・・
こんな人生に感謝しています。