「妖精のパ・ド・シス」 を踊るということ ~眠れる森の美女より~ | 中野区 クラシックバレエ教室  コスモスの会

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 今日は、生徒の皆さんにも読んで頂きたく、
このタイトルで 記事を書き始めました。


 私にとり、バレエ「眠れる森の美女」プロローグの
妖精のパ・ド・シスを踊れることは、大変 意味のあることですが、
そのことをはっきりと伝えたいと思います。


”妖精を踊る”・・・ これは、初めてのソロの踊りもあり
そして バレエ作品の名作に触れることです。

私は、中1で踊りました。
松の精でした。

誰もが、知っている 「眠れる森の美女」
プロローグの説明だけしますね。




幕があきますと、フロレスタン21世の君主の王宮。
揺りかごの中のオーロラ姫の誕生を祝っています。
典礼長は洗礼式の手筈は整っているか、
招待者リストにもれた名前はないか、
気を配っています。

王と王妃が玉座につくと、いよいよ洗礼式の始まり。
名付け親として、妖精たちが登場し、
それぞれ、「優しさ」「元気」「鷹揚」「のんき」「勇気」など、
幸せな人生を送るために望ましい性格を約束し、
このプレゼントを表現する踊りを楽しげに踊る(パ・ド・シス)。


この妖精たちには、「小麦の花」「パンくず」「カナリア」などといった
生活に密着したものの名前や、
あるいは「松」「桜」「トネリコ」など
森の風物の名前であることもあるが、
いずれにしても、そこには大自然に囲まれて生きる人間の
純朴な理想が示されています。



そこへ悪の精カラボスが荒々しくやってきて、
自分だけ祝いの宴に招かれなかったことへの怒りもあらわに、
「姫は16歳の誕生日に糸紡ぎの針に刺されて死ぬであろう」
と恐ろしい呪いを吐いて立ち去ります。
人々は驚きあわて、不吉な予言を嘆くが、
リラの精が、「カラボスの呪いを完全に消し去ることは出来ないが、
しかし、姫は死ぬのではなく、
100年の間眠り続けることになるだろう」と予言します。







昨年の発表会の写真です。
小品集にてこの部分だけ取り上げて上演します。
上の写真は、優しさの精、元気の精、鷹揚の精、カナリアの精、
勇気の精、リラの精、と順々に登場したシーンです。





優しさの精のバリエーション



元気の精は、本当に元気よく踊りました。





鷹揚の精です。鷹揚とは、おっとりとしていること です。




カナリアの精です。




勇気の精です。








そして、リラの精。どの妖精も笑顔で、よいお顔です。


やがて、6人で踊るコーダとなります。





みんな、良いアラベスクですね!





ラストはこの形です。








 私はこの妖精のパ・ド・シスが大好きで、
この5月に 第12回発表会をしますが、
12回のうち、6回妖精に取り組んでいます。
(今年は なかのゼロ大ホールにて。5月3日 開演17:30)

今まで、2人や3人で踊ってきた生徒が初めて踊るソロ。
年齢的には小学校高学年から中1、中2位の方が、
6人そろったとき。


チャイコフスキーの妖精の音楽を聴いて、
胸がキューンとなるような思い出を、
踊られた方には、持って頂きたく思います。



そして、今、練習している6人の方。
私は、普段より厳しく指導しているかもしれません。
どの作品もそうですが、
妖精のパ・ド・シスは ある程度の完成度を要求されます。
がんばって、悔いのない、妖精のパ・ド・シスを踊ってください。


 今日、写真を掲載して、昨年の発表会の写真を全くと言ってよい程
ご紹介していないことに、気づきました。


引き続き、ご紹介も続けましょう。

自然界の花々と同じ位、
一生懸命の舞台の姿は美しい!

美しい少女たちよ、
沢山の夢を語れる日々をお過ごしください。



ここまで、書き、私はコスモスの会の秋クラスに行きました。
やはり、妖精を踊る二人には、厳しいことを言いました。
どの作品もそうですが、妖精は、”譲れない”ものがある・・・

気品、優雅さ、威厳、等々
特に、立ち振る舞いに気を遣う。
レべランスに特にうるさい私です。
レべランスとはお辞儀のことです。





 それでは、皆さま、ごきげんよう・・・です














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コスモスの会は、常に前に進み続けるお教室でありたいと思っています。
 

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