クラシックバレエコスモスの会は、随時、生徒を募集をしております。
無料体験レッスンを行っています。
レッスンクラス、発表会等、詳しいことは、ホームページをご覧ください。


少しずつ、発表会の準備をしています。
2週間程前に、私の知人、友人へ簡単なご案内を発送しました。
その中にお電話しても、なかなかご連絡がとれない恩師がいます。
私の先生の”一番弟子”だったK先生。
厳しくて有名な私の先生の下にいらっしゃりながら、
まるで、”天使先生”のように私たち生徒に愛を注いでくださいました。
私のバレエを初めて、手取り足取り教えてくださったのはK先生。
私が先生の実の弟と結婚する時、周りの反対の大合唱の中、
「A君(家の者の名)優しい所あるからね・・・」
と、祝福してくれた。
でも、今思うと、ちょっと含みがあったかしら・・・
10年後位に、私の先生の公演で、劇場のロビーで再会した時、
私はK先生の胸の中で思い切り泣いちゃいました。
万感の想いがこみあげて・・・
生徒は分かる。
この先生が自分を愛してくれているかどうか。
本能的に分かる。
そして更に分かることは、
この先生が永遠に自分を愛してくれるかどうかも。
先生の胸の中で泣き、
結婚後の様々の辛い想いが癒されていくことが分かりました。
私は子供好きです。
体験1回の、それだけだった子にまで情が移る。
これは、ある意味、先生を仕事とする私にとり、短所です。
もっと、割り切り良くしなければ、この仕事は務まりません。
”逢うは別れの始め”
”無常、無常の世の中”よ!
いつも、言い聞かせています。
先生の宿命とは、”笑顔で生徒を見送ること”
最近、この結論についに到達しました。
今年も発表会後に笑顔の見送りが、私を待っているでしょう。
しかし、しかし、今強く思います。
私はあなたがたのご成長と共に時を共有出来た。
幼児時代、小学生、思春期も含めた中高時代・・・
こんな幸せな先生は他にいません。
ご成長と共に過ごすことの責任を思いますと
改めて、真摯な気持ちになりました。
私は、K先生のように、永遠にあなた方を愛しています。
いつでも、私の胸でお泣きなさい。
お母さんになって問題を抱えた時、
社会に出て、様々な悩みとぶちあたった時、
私は、それを受け止められる先生でありたい。
今日、菫、桜クラスは発表会前の最後のレッスンでした。
菫のみんなには、
「心に夢を持って踊ろう・・・」
と、話しました。
中高生もいる桜では、
「将来バレエを辞めていても、何か困ったことがあれば、私を思い出して。
何としても助けます。貴女方と共に共有出来た時間を感謝しています。
それをさせてくださったお母様方、お父様方に感謝しています。
バレエをいつも側においてください。
貴女方の心を正し、支えるものとなるでしょう!」
溢れる想いがあり、かえって、あまり旨くは話せなかった私でした。