クラシックバレエコスモスの会は、随時、生徒を募集をしております。
無料体験レッスンを行っています。
レッスンクラス、発表会等、詳しいことは、ホームページをご覧ください。


コスモスの会の発表会まで、あと、ひと月半位です。
私がしなくてはならない仕事は、細かい仕事が多すぎる程あり、考えると気がおかしくなりそうなので、目の前の仕事を一つ一つ、着実に終わらせようと思っています。
今、中高生は遅い学校は期末試験で、それを終わらせてやっと本格的に”発表会モード”になるのでしょう。
クラス作品もまだまだ、まとまりが足りません。
小品集も完成度が高くないものは、一生懸命練習しましょう。
舞台で後悔のないように、皆が燃焼出来る発表会となりますように・・・
私の心配の一つは、全員で踊る”パリの炎”です。
蕾クラスの小さい生徒たちも一緒に参加するのです。
2月に1回練習した時、前で踊る生徒たちの数と大きさに圧倒されちゃった蕾クラス!
大丈夫かな?
泣かないかな?
楽しい気持ちで出来るかな?
お母様方に感動して頂けるように、しっかり練習しておこうね!
発表会・・・それは、バスに乗って皆で、家族旅行するようなもの。
楽屋は旅館のお部屋。
存分にくつろいで、舞台への英気を養ってください。
ケンカなんかしては、絶対に、絶対にダメよ。
昨日桜クラスでは、中2だけれど、オピニオンリーダーでもあるKちゃんが足を痛めて見学でした。
Kちゃんの見学は良いチャンス!
息まで揃えたい、クラス作品”ワルソーコンチェルト”を前で見て貰い、Kちゃんに率直な意見を述べて貰いたかったし、Kちゃんにもまず、感じて欲しかった。
Kちゃんは最初に”揃っていないこと”を話し、そして
「先生が読み上げた”ワルソーコンチェルト”の詩を、一人一人が心に思い描いて踊ってください!」
と話してくれました。
天上の音楽とも言えるような”ワルソーコンチェルト”
輝く星空の下で、心の悪しきものを全て浄化させて踊る少女たち。
書いて頂いた詩では、場面はやがて海底へと移ります。
永久(とわ)の愛を求めて踊る若者たち。
アディンセル作曲のこのピアノコンチェルトは、一般にはあまり知られていませんが、私の魔法の先生こと横浜の先生は知っていらした・・・
魔法の先生は過去に記事で書きました。ご興味のある方は、記事一覧よりご覧ください。
「どんな振付をされるのか、楽しみだなぁ。DVDでみせてください」と横浜の先生。
5年前9月、TAC発表会でこの曲に取り組み、奇跡的なまとまりをみせ、心もしっかりとまとまった木曜後半クラス。
メンバーが高校生中心だったからでしょうか?
あの夏のことは、私も生涯忘れないでしょう。
先生と生徒の心、生徒どうしの心がピタッと固く結ばれ、信頼し合った・・・
「先生を感動させて、泣かせよう!」の結束で死ぬ気で踊った”ワルソーコンチェルト”
今、メンバーの年齢はグッと若返り、2度目の再演です。
同じ、感動の渦を求めるのは、難しいですか・・・?
昨日が3・11から4年経ってしまった11日でした。
私が今まで、書かなかったことがあります。
当時、長男はいわき市にいたのです。
原発から決して、遠いとは言えないいわき市で仕事をしていました。
「いわき市民は4000円貰っているんだよ!」
震災前話していました。東電からでしょうか・・・
周辺の市民はみんな、同じような状態だったのでしょうか・・・
震災では無事でしたが、その後の余震が続く中で仕事を続けなくてはならない彼の身を案じずにはいられませんでした。
それから2週間後位、会社から、やっと自宅待機と言われ、ギリギリのガソリンで東京に戻ってきました。
途中で、郡山に寄り、自ら色々な仕事を買って出て、同乗者も乗せて、戻って来ました。
いわきナンバーの車は土埃で汚れ果てていました。
「ファミレスでね、いわきと分かると入れてくれないお店があったよ!」
何という、ことでしょうか。
あまりに狭い心に憤慨するより呆れました。
思い出します。4年前、生徒の方々の中でも、関西方面に避難された方々もいらした。
私はそのことは、決して非難致しません。
各ご家庭のお考え。
しかし、やがてすぐに、いわき市に戻るようにとの会社からの指示が来た長男を帰すときは切なくて、切なくて、泣きました。
勿論、隠れて・・・
東京が放射能がこわいと関西へ行く人々。
原発の近くに帰らないといけない我が子!
横浜の先生が私を支えてくれました。
「ご心配要りません。成人には影響はありません。」
医療的被ばく等も取り上げて、分かりやすく説明くださった。
当時、”自分さえよければ”の考えが横行していたことを思い出しました。
今も”自分さえよければ”
”我が子さえよければ”・・・私はその考えと、闘って生きています。