クラシックバレエコスモスの会は、随時、生徒を募集をしております。
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ホームページは昨年12月、リニューアルいたしました。
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お正月が明けて間もなく、
4月29日のコスモスの発表会の為に、
いつもお願いしている音響さんとお会いしました。
沢山のCD、そして大切なCDは毎年、送るよりも、お顔を見て、
お手渡しするようにしています。
その時、ずっと、音響をしてくださるYさんが
「ルーマニアンラプソディは長くて、大変ですね。生徒さん達、踊れますか?
もっと短くも出来ますよ!」
とも、言ってくださいました。
来年の発表会ではユネスコ作曲"ルーマニアンラプソディ"を春クラスのクラス作品として、上演いたします。
この曲は強弱の音のバランスが悪く、私がCDからMDに録音した音で練習していましたが、
大変やりづらいので、この曲だけ先に音響さんにお願いしておりました。
だから、そう言ってくださったのです。
私は小学生の頃から"ルーマニアンラプソディ"を振り付けることが夢でした。
昔、私の先生が"七色の虹"という名前でこの曲で作品を創りました。
私は小さくて、どんな振り付けだったかは、全く覚えていませんが、
音は、あの時はLPレコードでしたが、親に買って貰って、小さい頃からいつも聴いて、
勝手に自己流振り付けで踊ったりして、憧れていた曲!
振り付けには、
TAC発表会が終わると間もなく、9月には、意気揚々!と取り組んだのですが、
その盛り上がる私のワクワク感とは、逆に、音が難しくて、発表会振り付け期間の
殆んどの時間と、エネルギーを、この作品につぎ込んだような気がいたします。
12月に、実際の振り移しに入った段階では、振り付けは完成しておらず、
見切り発車をするしかありませんでした。
12月中には、何とか振り付けは完成させました。
12分45秒のこの曲は、休むところが殆んどなく、
音がそうなので、私は音通りに振り付けをします
…私のやり方を知っていらっしゃる音響さんは、だから、心配されたのでしょう。
振り付けは1月12日日曜日に行われた
なかのゼロリハーサル室にての練習で、
お母様方や他クラスの生徒達へ、初披露されましたが、
その日、下見に来ていた、家の者の、舞台監督が言うには、
「振り付けは良い!」とか
…ホッといたしました。
実は、その前日の1月11日土曜日、春クラスの今年初めての初練習時に、まず一回
みんなに踊って貰った直後、彼女等が息がハァハァ、汗だくの時に、訊いてみました。
「この作品では、皆さんが踊り続けるのが、大変そうだけれど、
疲れてへばってしまうならば、振り付けを見直すことも考えていますよ!
振り付け変えましょうか?」
と話したのです。
ところが、直ぐに
「私は出来ます!」
とはまず高2のTちゃん
「私も出来ます!」
その声は、中3のスワニルダちゃん。
「私も踊れます!」
これは中1のMちゃん。
生徒一人一人の真剣な目と口調、そして、大変な意気込みには、私が、
圧倒されてしまいました。
"ルーマニアンラプソディ"は、ちょっとそう書くとおこがましいのですが、恐縮なのですが
音符一つ一つに振りを付ける、バランシンの振り付けのような部分と、
TAC木曜後半クラスのスペクタクルバレエのように、体型移動が大変な部分と、
他にキャラクターの踊りの要素が加わり、…なかなか新鮮で、良い感じです。
いくら若い生徒でも、12分45秒、全力で、踊りっぱなし…というのは、確かにキツいです。
あえて入れた、多少の遊びの部分も、たいした息抜きにはなっていない!
それでも、この9人は「私は踊ります!」
…とキッパリ、言うので、生徒を信じて、
不可能なことを可能にしていただくことに決めました。
汚れない子供達、もう子供とは言えない年齢か!…高2、高1二人、中3、中2二人、
中1一人、5年一人、4年一人…の九人です!
この時の彼女等の様子と決意には、私は先生として、感じるものがありました。
確かに、この踊りを踊りきれれば、大変な体力、気力、実力がつきます!
生徒の皆さんは、私の気持ちを理解してくれていること、
ここまで、一人一人の心が成長していたことを感じ、
私の胸に、熱いものがこみ上げて来て、
感謝の気持ちが溢れました。
その後の"ルーマニアンラプソディ"はどうなったでしょうか?
春クラスのみんなは、涼しい顔をして"ルーマニアンラプソディ"を練習しています。
負けず嫌いな生徒達!
負けず嫌い…それは大切なことです!
自分に負けない心こそ育って貰いたい。
誇らしい顔をして、"ルーマニアンラプソディ"の練習をしている生徒達!
私も、あなた方を誇りに思っていますよ!
私は、是非、彼女等の踊りも、沢山の方々に観ていただけたら…と願っています。
コスモスの会は、スタジオは当然、エアコンがありますが、
生徒達は踊りとなると、暑がって私を見るので、
エアコンは様子を見ながら、仕方なく時折、止めるしかありません。
生徒達は、涼しくて、気持ちが良いらしいですが、
私は寒くて、寒くて、寒さ対策のウォーマーを沢山持参することにしました。
すごい荷物となり、だから、この間から、コスモスへはリュックサックで出掛けます。
お気に入りのダウンとリュック。
両方とも、紺色!
私は紺色が、身につける色としては一番好きです。
スタジオまで、北に向かって約40分歩きます。
帰りは、家の者が迎えに来てくれて、車だと家まで、10分ですが、
迎えに来てくれない時は、走って家まで帰ります!
私って、元気でしょ!!
家の生け垣の前で、雪がまだこんなに残っています。
この写真は2月12日水曜日のレッスンに行く前にとりました。
その後、東京はまた雪が降りました。