今日、とあるおもちゃやさんの戸棚でこの子を見つけました。どこかで見覚えあるなーとおもったら……
ゆう太郎?ゆう太郎じゃないか❗️
そうです。1985年にバンダイから発売された、おしゃべりくまさんゆう太郎。今から35年ほど昔のぬいぐるみですね。
ゆう太郎はテレビコマーシャルも放送していました。

女の子がゆう太郎を抱き上げ、語りかけると、ぅーうーと鳴き声がする。女の子は、私のかわいいお友達♥️と、ゆう太郎に頬擦りするCMだったと思います。※以前YouTubeにあったのですが今は見られません。
とはいうものの、1985年はおしゃべりくまさんぬいぐるみがわりと他社からも出ていました。外国のテディラクスピンや、スマーティーベアもそうです。※あのTEDのテッドも1985年生まれだったのは偶然じゃないはずw
テディラクスピンは1985年、日本のツクダオリジナルが代行販売していますね❗️
1985年は、喋るくまのぬいぐるみブームだったのかなと思います。
こういったぬいぐるみはきちんとした言葉を話す(あらかじめ録音された)のに対し、ゆう太郎はなんと、鳴き声だけなんですね。ぅーうーーうーと。
その仕組みは、中にあるトーキングボックス。はい、うきょうさんにも入ってましたあれ。しかし、うきょうさんのはレコード式で、ボタン押すと中のレコードが回って音を出す仕組み。オーゼンボックスというものでした。
ゆう太郎はなんと、LSI搭載という肩書きがありました。このトーキングボックスの中にLSIが入ってる?のでしょうか。
BANDAI刻印
堂々たるJAPAN製

ところで、ゆう太郎がなぜ鳴き声しか出さないのか?という疑問ですが。本来、動物は言葉を話しません。鳴き声だけで飼い主に意思を伝えます。
動物が言葉を話さないからこその、愛情とか、伝わるものを主体にしたぬいぐるみ。それが、ゆう太郎ではないでしょうか?
私の気持ちがわかるみたい❗️
これは、コマーシャルでも女の子が言っていたセリフ。
言葉はなくとも、愛情を鳴き声だけで訴えかけるゆう太郎。
優しさ溢れるぬいぐるみだったのですね。