L'Arc-en-Ciel

11th Album「KISS」

7th track



DAYBREAK'S BELL



<ピアノは鐘っぽい音がする>

曲のタイトルは、曲中のピアノに鐘の音を感じ取ったhydeさんが名付けたのでしょう。ピアノによって鐘を表現した曲は数多くあります。最近では、スケートの浅田真央さんが選曲しているラフマニノフのピアノ曲「鐘」が有名ですね。

この曲では ①イントロ ②サビ ③大サビ前のクライマックス と、曲の要でピアノが鳴りまくっています。第2のヴォーカル的な存在感です。キーボードを取り入れるのが巧みなバンドではありますが、このナイスピアノっぷりは「White Feathers」のイントロ・アウトロ以来ではないでしょうか(そういえば「瞳に映るもの」でもピアノが鐘っぽく響いています。あれはピアノが活躍というより、ピアノがないと朗読になるけども・・・)

ではこの曲の主役はピアノか、というと、そうでもなさそうです。

*KISSでこの次に収録されているtrack8「海辺」だってピアノが大活躍ですが、海辺の場合は「メロディがまずあって、そのメロディの引き立て方、特にサビまでの盛り上がりを考えた上でのピアノ単独での伴奏」という印象があります。対してDAYBREAK'S BELLでは「曲の持っている空気感にすでにピアノが含まれており、ピアノはアレンジとして加えられたものではなく抜き差しならないもの」としてある、という違いがあるように思います。どちらが良い悪いではなく*


<ラルク楽器部隊の奇妙な役割分担>

ピアノが主役でなければ誰が主役か?この曲を語る上で外せないのはyukihiro先生の超絶ドラミングでしょう。kenちゃんがデモテープの段階で「人間には叩けない」ドラムパターンを持ってきたというのは有名な話(笑)そこから「人間には不可能な部分を除いていって(yukihiro先生談)」できたドラムもまた恐ろしく難しいわけです。しかしそのテクニックにもまして凄いのは、聴きやすさとマニアックさを両立させているところだと思います。

しかししかし、yukihiro先生がこれだけ暴れられるのは、「ラルクはベースの音量がデカ過ぎる」なんて言われたりするリーダーてっちゃんのおかげでしょう。いやいや、これだけベースが音デカいからyukihiroスタイルが成り立つんじゃないですか!!と言わせて頂きたい。yukihiro先生と並ぶほど素晴らしいリーダーのリズム感、グルーブ感溢れるベースライン、それがこの曲の骨といえるでしょう。まったく珍しいタイプのリズム隊です。

では曲の親であるkenちゃんは・・・やっぱり「スキマ産業」的にギターを奏でています。この曲を作るにあたってのkenちゃんは、ラルクのメンバーに対する愛が溢れていたんでしょうね。「ゆっきーの変態ドラミングと、テツの唸るベース、hydeの必殺ファルセット・・・くぅ~♡」みたいに。そういうの、ファン的にはたまらんです♪


<ラルクのコピー入門編!・・・?>

この曲は案外ラルクをコピーしたい人にはうってつけの曲だと思います。今回もkenlessの音源を制作しました。カラオケやギターの練習にお役立て頂ければ幸いです。


http://www.youtube.com/watch?v=7z99gDjKrIM&feature=youtu.be



DAYBREAK’S BELL/キューンレコード

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