気がつけば、もう一ヶ月近い時間が経ってしまったのだけど・・・、


 先月、伊豆高原の友人宅に初めておじゃました。


 ん十年前からのお誘いに、やっと、やっと、の実現ビックリマーク


 長年旅をしてなかったので、気分は 小旅行~音譜


 だから、もちろん 特急踊り子号でアップ


 後から聞いた話では、進行方向左手が、海、右手は、山、なので、


 チケット取るときに、左側の席をめざす人が多いのだそうだ・・・。


 そんなことは、知らず気付かずの私は・・・山側の窓側.。


 乗ってるだけで嬉しい私は、どっちでもよかったのだけど、


 そんな事でも、やっぱり 旅上手、という事になるのでしょうねはてなマーク


 伊豆高原は、ご存知高級別荘地ビックリマークでも、最近は 定住する人も多いとか。


 ん~~~、本当に素敵な所でした。


 緑の中の大きな家。


 久々の、静寂・・・・。


 時々降る雨、濡れた木々を揺らす風、電線の上をを走るリス。


 晴れて良し、雨もまた良し、の、その空気感と包み込む静寂・・・。


 なんで、今頃書いてるのはてなマーク


 それはね、よみがえって来るからなのね。


 体感として、心に ふと・・・。


 今朝は涼しくて、高原の朝を思い出す。これはよくあるけど。


 暑い時でも、ふと、ふ・・・と、ふ?と、ね・・・。


 心に、良い薬ができたみたい。体感薬・・・。


 4時間ちょっとの滞在だったけど、私としては、


 十分・・・旅だったみたいです。


 必要ですね。こういうこと。そういう時間って。キラキラ


 

今日、電車の中でのこと・・・・。

 

私は、80歳の母の腕をとりながら電車に乗ったら満席だったので


すぐの手すりに母をつかまらせて立っていた。すると、


目の前の、白髪でおそらく60代後半くらいの女性が、反対側に座ってる


若い女の子二人に、急に何かを言ったのだ。


『凄いな、あの人自分でどいて、って言っちゃうんだ?』


・・・これは私の心の声・・・・


女の子二人は、素直に席を立った。


そしたら、なんと、その女性は、母に座るように手招いてくれたのです!


私はびっくり!!  とりあえずは、まず母を座らせて頂き、その女性に


座ってくださいと言い、女の子達に誤り お礼を言い、


一瞬 心の中は大騒ぎで忙しかった。


まさかの展開だったものだから・・・。


隣で女性が母に、「娘さんですか?いいですね~娘さんに連れられて。」と言った。


その方は、「介護の仕事をしてるので、娘さんがお母さんの面倒を見ているのを見ると、


自分ももっと頑張ってお世話をしなきゃ、と思うんです。」と続けた。


母のために、女の子達に立ってくれるように促してくれたのに、


自分で座るために・・・と思ってしまった自分が恥ずかしかったな・・・・。


女の子達も、実に感じがよかった。


次の駅で、女性と二人の女の子は降りて行った。


右に左にお礼を言い、一駅たった4分間のドラマは終わり、


残された私と母には、全く別の時間が流れ始めた気がした。


女の子達は、立たされたには違いない。一瞬でも、ムッとしたのではないか?


女性の想いはどんな感じだったのだろう・・・。


皆笑顔ではあったけど・・・、実に濃厚な4分だった。


ありがとうございました。


  画家、外立(はしだて)とし江さんが新作を描いた・・・。


  プロの絵描きだから、絵を描くのは当たり前のことで、

  

  この17年位の日常だった。

  

  だった。とはなぜか?


  あの、東北大津波の日から、使い慣れて手の一部となっていた絵筆が


  量り切れないほどの重さを持ってしまったから・・・。

 

  外立さんは、宮城県南三陸町の出身で、


  弟さん達7名の親族を亡くし深い悲しみを背負ったのだ。


  海べに育ち海を愛し海しか描かない、海の画家なのに、


  そして、海のように広く深い愛情をもった女性なのに、


  その、海に大切なものを奪われた・・・。


  6月8日の毎日新聞夕刊に、新作の前に立つ外立さんが載った。


  震災後、朝日新聞その他何誌かに取材をうけて記事が載ったけど、


  今回のは、深い意味を持つ50号の新作の絵の前に立っている。


  南三陸ホテル観洋のおかみさんに言われたそうだ。


  「 震災翌日の日の出はとても綺麗だった。もう一度描いてほしい。」


  筆がもてなくなって、描けなかった。気力もなえた。でも、その一言で


  気持が、心が起きた。


  『肉親を奪った海だけど、もう一度海を描こう』と・・・。


  私が5月のはじめに会った時、一言話すたびに涙だったけど、


  そこには、『少しでも私の絵が癒しとなるなら、その人たちのために描いていく。』

 

  と、しっかり前を向いた外立さんがいた・・・。


  でも、一筆おくたびに、涙、涙、泣きながら描いたと言う・・・。


  本当にそうだろうと思う。どれほどの思いだったか・・・。


  私が思うに、 彼女の海は夕景が多い。包み込むようなパープルに


  私は外立さんの強さ、大きさ、優しさを見ている。


  新作は、オレンジ!意思をもった夜明け! 朝陽の海だ!


  秋の個展でのお披露目のあと、故郷の南三陸ホテル観洋に


  飾られるそうだ。彼女の祈りとともに、大きなパワーで故郷を癒すのだと思う。


  涙涙で、全身全霊で描いた 魂の絵だもの・・・。


  そうそう、先月銀座で会ったとき、大きな悲しみの疲れてるはずの


  外立とし江さんは、凄く綺麗だった。その顔を見て、


  私は安心したのだ。『外立さんは大丈夫!』と思った。話すと心は震えているのが良くわかるほど、


  まだまだつらい時だったけど、芯が立ちはじめた輝きが見えた。


  いつも、私は思うのだけど、外立さんの優しさには、強さには、


  そして、大きさには・・・、永遠に、かなわないや!と・・・。


  辛かったけど、自分のお役目を再確認して描きはじめた今後の作品には、

  

  新しいエネルギーが込められるはず!


  外立さんは、素敵な女性として、常に私の前を道しるべとして歩いていてくれるのだ。


  後にくっつく私のためにも、描き続けてほしいのです。