あなたの学習回路を起動、加速させる学習コンサルタントの宇都出です。

 

3月20日の無料セミナー お申込み受付中です!

 

 

上記のセミナーがいよいよ来週に迫ってきました。

 

オンラインでも受講いただけますが、よろしければ、新宿にもいらしてください!

新宿でのご参加の場合は、19日の12時までとなっております。

 

お申込みはこちら↓から。 

 

すでにいただいている数百もの質問に目を通しつつ、改めてお伝えする内容をブラッシアップしています。

 

こちらの本の爆発的売れ行きを考えても、

 

 

やはり、「科学的」であることのニーズは高いようなので、本では書かなかったKTK(高速大量回転)法はじめ私の勉強法の科学的根拠も盛り込もうと考えています。お楽しみに!

 

では、今日は「科学的効果が高い勉強法」でまだ紹介していなかったこちらの勉強法の紹介です。

 

「インターリービング」

 

「interleave」とは、「間に挟み込む」という意味で、一種類の練習を集中して行うのではなく、さまざまな練習を交互に行う練習のほうが効果が高いという話です。

 

「科学的勉強法」のネタ本?とも言ってもよい、こちらの本では、第3章を丸々こちらの「インターリービング」に当てています。

 

 

この「インターリービング」。さまざまな要素が組み合わさって効果が高くなっているんです。

 

一つは「科学的に効果が高い勉強法」として昔から最も知られている「分散学習」の要素も組み込まれています。

 

「インターリービング」をイメージしてもらうためにも、簡略化した簡単な実験の例で説明しましょう。

 

A、B、Cという3つのスキルを4日間で練習する場合、

インターリービングでは、A、B、Cを組み合わせた練習を毎日行います。

 

一方、これと比較するための練習としては、1日目はAだけ、2日目はBだけ、3日目はCだけ、そして4日めはA、B、Cすべてを練習します。

 

4日めに、A、B、Cすべてを練習するというのは、5日目にテストをする場合に、もしこうしていないと、AやBを練習してからテストまであまりにも間隔が空いて、明らかに不利と思われるからです。

 

こんな実験を行うと、インターリービングで練習したほうが、テストの成績が良かったという話なわけですが、インターリービングだと、結果的に「分散学習」になっていることに気づかれるでしょう。もう一方のほうは、いわゆる「集中学習」です。

 

このため、”make it stick"、日本語の翻訳は『使える脳の鍛え方』ですが、

 

 

この第3章「練習を組み合わせる」(Mix Up Your Practice)では、

 

間隔練習(Spaced Practice)

交互練習(Interleaved Practice)

多様練習(Varied Practice)

 

の3つにわけて、その効果とその効果の理由を検討しています。

 

今回の記事ではそこに突っ込むのはやめておいて、実際の試験勉強で「インターリービング」をどう生かせばいいか考えてみましょう。

 

と、考えてみてもらうとおわかりになると思いますが、実験のように非常に限られた少ない知識やスキルを学習するのと違って、試験勉強など日常の実践では膨大な量の知識・スキルに取り組みます。超難関試験では科目数だけで10科目前後にもおよびますから。

 

なので、多かれ少なかれ、だれでも「インターリービング」になっているはずです。

 

ただ、どのレベルで同じ、違うを考えるかで、「インターリービング」と言えるのか、そして効果的な学習かが変わってきます。

 

わかりやすいところで言えば、「項目別過去問題集」と「年度別過去問題集」

 

単純にこれを比べれば、「年度別過去問題集」をやるほうが、「インターリービング」っぽいですね。

 

でも、いきなり「年度別過去問題集」をやっても、試験勉強の最終段階の仕上げとしてやるならともかく、学習効果は上がりません。やればやるほど混乱するだけでしょう。(まあ、私の勉強法が「いきなり過去問・とりあえず過去問」という勉強法だからですが。。。)

 

この場合は、似たような問題が固まっている「項目別過去問題集」のほうが、学習効果が高くなります。

 

「インターリービング」、「交互練習」といっても、まったく違う知識、情報を扱う練習を交互にやっても効果がないことが、実験でも明らかになっています。

 

ある程度、似ている練習(勉強)を交互に組み合わせることが必要なのです。

 

次に、「項目別過去問題集」に取り組むとして、その取り組み方において「インターリービング」な取り組み方を考えてみましょう。

 

それは、一つの項目を集中して勉強し、そこを仕上げてから次の項目に進むのではなく、さまざまな項目を組み合わせた勉強を行うということです。

 

で、もう気づかれた方もいるとは思いますが、KTK(高速大量回転)法(『どんな人でも1番結果が出る勉強法』では「3つの基本動作」を「ざっくり繰り返す」と表現しています)は、「インターリービング」な勉強法なんです。

 

とりあえず、見出しだけ、読めるところ、わかるところだけ、というように「ざっくり」読み、思い出しつつ、進んでいくので、さまざまな項目を結果的に勉強できるからです。

 

というように、今爆発的に売れているこちらの本で紹介されている

 

 

アクティブリコールや自己説明、分散学習、そして「インターリービング」などの「科学的効果の高い勉強法」を実装しているのが、KTK(高速大量回転)法であり、私の勉強法なんです。

 

こういったあたりも含め、来週3月20日のセミナーでは、ボチボチ売れている私のこちらの本について、

 

 

 

こういった科学的根拠、そして私や多くの読者・受講生の実践経験の裏付けとともにお伝えします。

 

ぜひご参加お待ちしています!

 申し込みはこちらから

   → 結果を出せる人になろう!『どんな人でも1番結果が出る勉強法』合格は「あたりまえ化」の法則│刊行記念セミナー|資格の学校TAC[タック] (tac-school.co.jp)

 

 

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宇都出

 

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2021年に合格した公認会計士試験の経験も踏まえて、試験勉強法をアップデートしました。

 

 

 

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