ADHDの人は、

時間の管理がうまくいかず、

困り感がある場合が多いです。

 

 

 

時間にルーズである

と捉えられてしまうと、

 

特に日本社会では信用を失いやすく、

非常に生きづらいと思います。

 

 

 

集団行動の場合など、

怒られる対象にもなりやすいので、

自己肯定感も下がってしまいますよね。

 

 

 

 

 

 

 

時間のサイズを捉える

 

 

例えば、朝の準備を例にすると、

 

朝ごはんに何分かかるか

顔を洗い、寝癖を治すのに何分か

着替えに何分か

 

これだけあれば確実に作業を終えられる、

という時間を把握します。

 

 

 

時間を短く見積もると、

作業に遅れが出て

焦ってしまいますので、

 

確実に作業を完了できる時間を

設定してくださいウインク

 

 

 

 

 

 

それを、

朝の準備にかけられる時間の中で

パズルをします。

 

 

 

頭の中でするとややこしいので、

書き出すのも効果的です。

 

 

 

子どもの場合は、

 

作業ごとに色付きのカードか

何かに記入して並べてみると

分かりやすいです。

 

 

 

準備にかけられる時間の中に

やりたい作業が全部はまらない場合は、

 

必要度の低いものから

あきらめます。

 

 

 

 

 

 

この必要度に関しては、

まわりからいろんなことを

言われると思いますが

 

個人の価値観で良いと思います。

 

 

 

ポイントは、

 

無理に作業を詰め込まないこと!!

 

 

 

 

 

「余裕を持って行動する」にこだわらない

 

 

ADHDの人は、

日本の義務教育でよく言われる

「5分前行動」には向きません。

 

5分前に行動したとして、

その5分間をじっと待つのが

非常に苦痛であったり、

 

5分もあるからと何かしようとして

(コンビニに行くなど)

結局間に合わなくなるという人も多いです。

 

 

 

 

 

 

5分前行動をしたからといって

良い結果になるとは限りません。

 

 

 

前もって行動するのが

美徳とされている雰囲気はありますが

 

こだわる必要はないと思います。

 

 

 

むしろ、

すべり込みセーフ!

ADHDの人には向いています。

 

 

 

まわりにとやかく言う人はいるでしょうが、

間に合えばOKと考えましょうウインク

 

 

 

 

 

 

 

 

周囲の人にあらかじめ伝えておく

 

 

人間とは不思議なもので、

あらかじめ予想されていることに対しては

そんなに拒否反応が出ないものです。

 

 

 

ですので、

時間の管理が苦手だという自覚があれば、

 

普段からその旨を

あらかじめ周囲の人に伝えておくことが

大切です。

 

 

 

発達障害の人の生きやすさは、

どうしても周囲の理解や

置かれている環境に左右されます。

 

 

 

理解してもらうには、

伝える努力がいります。

 

 

 

そこはとても負担にはなりますが、

 

合理的配慮の考え方からも、

発達障害のある人とそうでない人がコミュニケーションをとるのは

大切なことですよウインク

 

 

 

参考: 『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』本田秀夫著

 

 

 


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