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浮世な世界

歴史好きの男子学生が史跡やお城をまったりと紹介するブログです!

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こんにちは


世間ではお盆休みということで連日どこも混んでいますが、わたくしは今のところずっと家に引きこもっている状態です(笑)


恒例の史跡巡りや美術展覧会巡りも今回はする予定はなく、溜まりに溜まった未読本や録画したテレビ番組を消化中です。


連日深夜まで画面を見ているので目が痛いヽ(;´ω`)ノ



さて、今回は珍しく東洋館の所蔵品を紹介したいと思います!





↑双耳壺 彩文土器 前8~前6世紀 キプロス出土







↑幾何学文装飾把手付壺 彩文土器 前8~前6世紀 キプロス出土









↑舟の模型 前2025~前1794年頃 エジプト出土


エジプトでは死者への副葬品に、魂を運ぶためにこのような舟の模型が入れられていました。

彼らは死後、この舟に乗って冥界へと行き来すると考えていたのでしょうね。







↑鴇像 前323~前30年頃 エジプト出土


トキはエジプト神話に登場する知恵の神・トトの聖獣といわれています。

実際トトの頭はトキの頭を模しており、この動物が特別なものだったということがわかりますね。







↑イニ像浮彫 前23世紀 エジプト出土









↑多彩釉画像タイル 前8~前7世紀 イラン出土


王宮や神殿などに使用されていたと思われるタイルだそうです。

描かれているのは神かまたは神官でしょうか。


キャプションには地方文化の一種と書かれていますが、それでこの出来栄えΣ(・ω・ノ)ノ!



その8に続きます。



今回紹介した作品は9月25日まで展示されています。














こんばんは


所蔵品紹介その198です。






↑列子・布袋図 森川許六筆 18世紀


雲の上に乗っている布袋の持つ袋に、子供たちがしがみ付こうとしているのが可愛いですね( ´艸`)









↑李広射石図 尾形光琳筆 18世紀


李広は全巻の時代に活躍した弓の達人で、その矢は岩も突き通すとか。

この絵からは豪傑な武人のイメージはあまりなく、顔の表情もユーモラスです。







↑山水図扇子 狩野探幽筆 1665(寛文5)年









↑花鳥図 岡本秋暉筆 19世紀









↑雨雪山水図屏風 呉春筆 18世紀


右隻の雨の躍動感と、左隻の雪静けさが対比として描かれていますが、なんといっても右隻の雨の表現が素晴らしいですね。

そういえばキャプションに書いてあったのですが、呉春は与謝蕪村からも絵の手ほどきを受けていたんですね。



その199に続きます。



今回紹介した作品は、現在は展示されていないので気を付けてください。









東京芸術大学美術館で開催されている「観音の里の祈りと暮らし」展に行ってきました!




まさか長浜に質の高い仏像がこんなにあるとはΣ(゜Д゜)


ちょっと行きたくなって来ましたね(笑)

こんばんは


 

所蔵品紹介その197です。


 


 




↑叭々鳥・鶺鴒図 如水宗淵筆 15世紀


 

如水宗淵は円覚寺の禅僧ですが、かの雪舟から絵の手ほどきを受けた人物でもあります。

弟子として優秀だったのか、現在国宝に指定されている「破墨山水図」(東京国立博物館蔵)を手渡されたとか。


 


 


 


 




↑花鳥図 15~16世紀


 


 


 


 






↑許由巣父図 伝狩野雅楽助筆 15世紀


 


 


 


 










 

↑鼠草子絵巻 18世紀


 

鼠草子は室町時代に成立した御伽草子の一つで、擬人化した鼠と人間の女性の結婚を描いた作品です。

絵巻には婚礼の様子なのが素朴ながら丁寧に描かれており、庶民にもわかりやすかったのではないのでしょうか。


 

個人的には鼠の琵琶法師?一行が犬に吠えられている場面が一番好きですね(笑)

なぜか犬はこういう作品では擬人化されていないんですよね( ´艸`)


 


 


 


 




↑山水図屏風 狩野山楽筆 17世紀


 


 


 


 




↑山水図屏風 狩野興以筆 17世紀


 

初めて聞く名前でした。

調べると探幽の父・光信の一番弟子だったようで、光信死後は子供達の後見人を任されるほど信頼されていた人物だったようですね。


 


 

その198に続きます。


 

今回紹介した作品は8月7日まで展示されています。


こんばんは


所蔵品紹介その197になります。





↑大毘盧遮那成仏経疏 第一巻 叡尊筆 1102(康和4)年









↑重要文化財 願文 慈円筆 1224(貞応3)年


『愚管抄』の著者として知られる慈円が、亡くなる前年に書いた最晩年の書です。

この願文は藤原氏の氏神を祀る春日大社に宛てたもので、藤原氏と皇室の繁栄が続くように書かれています。

折しもこの三年前に承久の乱が勃発しており、朝廷と武家の関係が大きく変わる時期でもあったので、色々と思うところがあったのでしょうね。











国宝 伝教大師度縁案並僧綱牒 9世紀 京都・来迎院蔵


天台宗の開祖・最澄に関する3通の文書を巻物に仕立てたものです。

どれも最澄が得渡(僧になる)したことが書かれており、最長の生涯を知るうえで非常に貴重なものだそうです。

得度したのは14歳とキャプションには書かれていました。


恐らく寄託品でしょうが、まさか写真撮影可能なのは嬉しいですね(^-^)









↑重要美術品 道元霊場記 伝孤雲懐奘筆 13世紀







↑兼輔集(砂子切) 藤原定信筆 12世紀









↑伏見天皇御集(広沢切) 伏見天皇筆 14世紀


伏見天皇といえば両統迭立のイメージが強いですが、鎌倉時代を代表する能書家でもあります。

『伏見天皇御集』は天皇みずからかいた和歌の巻物で、現在はこのような断簡などで残されています。







↑下絵和漢朗詠集切 伝藤原公任筆 12世紀




その197に続きます!



今回紹介した作品は8月7日まで展示されています。