産後の骨盤ケア身体ケアが次回の不妊・切迫早産・子宮脱予防になる

こんにちは。

横浜鎌倉のお産トラブル予防トレーナー英子こと川崎英治です。

※２０１６年２月１４日より女装セラピスト『英子』として活動しています。

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骨盤は出産時に赤ちゃんが産道を通って生まれて来るので出産直後が最大限に緩んで開いています。

人間の身体は上手くできているので産後に養生して無理をしなければ骨盤は自然とまた閉まって戻ります。

個人差もありますが、産後約２～３ヶ月で妊娠時に緩んだ関節の靭帯が戻ると言われています。

この産後２～３ヶ月が身体にとってとても大事な期間です。

最近は核家族化していて産後も里帰りをせずに他人にも頼らずにご夫婦だけで出産後の生活を過ごされる方が増えています。

家事や育児全般を産後すぐから引き受けてしまう産後ママさんが多いのです。

特に上のお子様がいらっしゃると子育てもあり、何もせずに産後養生している訳には行かないと言います。

でもお気持ちはよくわかりますが、この行為が産後ママさんの骨盤や身体を歪め壊しています。

産後まだ間もないのに頻繁に長時間赤ちゃんを抱っこをしていれば、ゆるゆるの骨盤は当然開き歪みます。

歪んでしまった骨盤はそのままにしておいたら関節が上手くかみ合わず綺麗には戻れません。

綺麗に戻れないので骨盤はその後も緩んだままとなります。

骨盤の緩みが解消されなければ、骨盤底筋も正常には戻れずに緩んだ状態となり尿漏れの症状がいつまでも無くなりません。

くしゃみや飛び跳ねた振動で尿漏れしてしまう事がずうっと続きます。

子供を産んだらそういうものなのかな～と思うのは間違いです。

逆に骨盤の靭帯が戻る産後２～３ヶ月でしっかり養生と骨盤ケアをして骨盤を綺麗に正しく戻す事に尽力すれば良い事尽くめとなります。

現代女性はもともと妊娠前より骨盤が緩みがちな方も多いですので、しっかり正しく骨盤が戻る事でお尻も小尻になります。

脂肪は弱いところに付きやすいと言われていますので正しく戻った骨盤であればお尻回りに脂肪が付きにくくなります。

骨盤の緩みから子宮の位置が本来の場所から下がり、正常な活動をできなくなっていた事が原因の生理痛であればこれも改善します。

もちろんしっかり骨盤底筋が戻るので締りが良くなり尿漏れも起きません。

実は最近特に多くなっていると感じている事があります。

それは、

二人目三人目のお子様の不妊・切迫早産・子宮脱・妊娠初期からのマイナートラブルの多発です。

このような症状で来店される方が増えています。

この方達にご来店時に問診させて頂くと、皆さん産後のケアを特にされていらっしゃいません。

『床上げ三週間』と言われる産後の養生も特に取らずに生活してしまったという方が殆んどです。

産後の養生を甘く見ないで下さい。

信じられないかも知れませんが、骨盤が緩んだまま症状が進むと子宮が膣口から身体の外へ飛び出して来る事があります。

信じられますか？

内臓である子宮が下垂して来て、しまいには身体の外にまで垂れ下がって出て来るのです。

自分でその飛び出た子宮を押し込んで戻すなんて事になるのです。

これ、決して他人事ではありません。

他人には中々言いづらい症状なだけに世間的にはあまり広まっていませんが想像以上に多くみられます。

なんだか内臓が下がって来ているような違和感を既に感じている方は特にご注意下さい。

病院で診察してもらい早急な対応をされた方が良いです。（医療では骨盤を締める事などはしないのでこれといった根本的な改善策が無いのも現状ですが）

こんな子宮脱や不妊、次回妊娠されてからの切迫早産やマイナートラブルの為にも産後の骨盤ケアが重要になります。

産後の骨盤ケア身体ケアは今の産後の為のみならず、次回のお産の為でもあるのです。

産後は育児に大半の時間が取られます。

ですが、これから長い年月続く子育てにはママさんの健康が無ければ務まりません。

良い子育ての為にも、ご自分のお身体も大切にしてあげて下さい。

成長した子供にとって、ママが綺麗で若々しいというのは大きな自慢です。

ママが綺麗で健康でいるというのはご自身の為だけでは無いのです。

お子様の為、ご主人の為、社会の為にも産後の養生、骨盤ケアをしっかりされて下さいね。

綺麗なママさんが家庭を明るく、日本を明るくします♪(#^^#)