阪神淡路大震災から26年 | 越木岩神社ブログ

越木岩神社ブログ

兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

阪神・淡路大震災から26年

平成7年1月17日、午前5時46分、マグニチュード7.3の大地震が阪神淡路地域を襲い、一瞬のうちに、かけがえのない多くの尊い命が奪われました。

新型コロナウイルス禍の中でも、神戸市中央区の東遊園地など各地で追悼行事が行われ、多くの人が手を合わせ、震災で亡くした家族や友人らを思い起こしたことでしょう。


この大地震の記憶を風化させないため、被災した当社でも、倒壊した鳥居を再利用して記念碑が建立されています。

昨年執り行わせていただきました御代替奉祝記念事業の境内修繕工事の中で、震災で亀裂が入ったり倒壊していた参道・灯籠なども、25年を経て漸く修繕・改修されていただきました。
大変有り難いことでありますが、当社でもはっきりと被災の跡が分かるところ、震災の記憶・記録が残るものは、この記念碑のみとなります。

四半世紀という時間は、色々なものを風化させてしまいますが、今後も想定される災害に備え、あの時のことを後世に伝えていかなければなりません。

今日のこの日、苦しかった・辛かったこともありますが、少しでも思い返して、祈り、そしてお子様、若者に語りかけてあげて下さい。