12月31日19時から年越の大祓式を斎行致しました。
18時頃に雨が降ってきましたので心配していましたが、祭典前には雨も止み、清めの雨となり無事に神事を執り行うことが出来ました。
大祓とは日々の暮らしの中で知らず知らずのうちに身についた罪・穢れをお祓いし清い身体に立ち返り、大難を小難に小難を無難にとご祈願すると共に、新しい一年を清らかな心身で過ごせるように、また新年の無病息災や家内安全を祈願するものです。
自分の名前・年齢を記して体を撫でて息を吹きかけることによって罪穢れをお移しした人形を祓い清めます。
神官が大祓詞を奏上し、参列者も参加頂いて、切麻をもって自らをお祓い頂き、また茅の輪神事(拝殿前に設置した茅の輪をくぐる)を行いました。
祭典終了後は、その人形を川に流し、罪穢れを流し去ります。これは大祓詞にもある罪穢れの祓い方と、その罪穢れがどのように祓い去られていくのかが記されたままの姿で古来より執り行われています。