今日は3月11日です。
東日本大震災が発生した日から、2年が経ちます。
全日本仏教青年会が主催する東日本大震災慰霊追悼祈願法要・復興イベントに、神道青年全国協議会が協力するため、担当者として出席して参りました。
場所は福島県福島市の福島市音楽堂です。大変素晴らしいパイプオルガンがある会場です。
「音と祈り、未来への光」をテーマに、法要とコンサートが行われました。
仏教の様々な宗派団体による法螺・声明・雅楽などによる法要の中で、巫女舞「浦安の舞」を神道を代表として、捧げさせて頂きました。
そして、西田敏行さんにもご参加頂きお話を伺い、そして地震発生時刻に黙祷を捧げさせて頂きました。
約1000人入る会場は満員。
音によって届けられた祈りは、会場に来た方々の心を慰め、そして天へと届いたのではないでしょうか。
第二部はパイプオルガン・コンサート。
オルガンの音は、心の奥に響きました。
最後にこの法要で掲げられた「東日本大震災 鎮魂の誓い」をご紹介させて頂きます。
共に悼(いた)みます 失われた命を
共に祈ります 別れた命の安らぎを
共に忘れません その輝いていた命を
共に縁(よ)り添います 同じ命を生きる証を
深い言葉ですね。
誰もがあの日を記憶し忘れないと言いました。
誰もが復興に取り組み、助け合いました。
受け入れることが出来ない現実もあります。取り戻すことの出来ないものもたくさんあります。
だけど、人は忘れてしまうこともあります。続けることが出来ないこともあります。それは誰にも責めることは出来ません。
私たちに出来ること、それは祈ること。