うつの原因を一部解明という | 越木岩神社ブログ

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兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

今日のニュースから[みんな:01]

名城大学の鍋島俊隆特任教授らは、思春期に受けたストレスが成熟後の精神疾患につながる仕組みの一端をマウスを使った実験で解明したというニュースがありました。

精神疾患の遺伝要因を持つマウスを成長期に隔離してストレスを与えながら育てたところ、意思決定や注意力に関係する脳の神経回路に異常が起きたとのこと。

うつ病などの精神疾患は成長・発達期の心理的ストレスなども原因とされていましたが、発症する詳しい仕組みは不明だったそうです。

研究チームは精神疾患の発症に関係するとされる遺伝子を持つマウスを人為的に作製。人間の思春期にあたる生後5~8週に集団から隔離して飼育した。音に過敏に反応したり、意欲が低下したりするなどの症状が表れた。集団で飼育した場合はマウスの行動に異常はなかったそうです。

難しい話ですね[みんな:02]

簡単に言ってしまうと、、、

成長期に何らかのストレスがあった子供は、うつになる可能性があるということです。

神社とは関係がないように思えますが、神社にとっても関わる問題だと思ってます。

神社にお参りされる方は何らかの願いや悩み、気持ちを切り替えたい等の心の動きを感じお参りされます。

その場でその気持ちを後押ししたり、落ち着いて頂いたりするのが、お参りやご祈祷だと思います[みんな:03]

しかし、それだけでは神社の役割の一つを果たしたことにしかなりません。違う一面として、コミュニティの中心としての役割があります。

心の拠り所としての神社です[みんな:04]

また神社は人生儀礼に深く関わります。初宮詣、(当社では泣きずもう)、七五三、十三参り、厄払い・・・、初詣も毎年の人生の区切りかもしれません。

その中で、子供たちの成長を周りからサポートしたりすることも出来るからです。

畏れ多いことかもしれませんが、神様も子供たちの成長を見守っていて、何かあった時には神社にお参りしよう!と思ってもらえる神社であり続けるのが、私たち神主の使命でもあると思います[みんな:05]