〜トレーニング内容〜
•1対1(条件付き)
•1対1(敵を背負った状態でボールキープ→前進)
•3対3ゲーム
•4対4ゲーム
少人数トレーニングだったため、個人技術や個人戦術をメインに行なった。

〜ポイント〜

【個人技術「ドリブル中のキャンセル」】

ドリブルに相手選手がついてきて、元の選択肢をキャンセルする場合。

足元にボールを止めてしまうと、強度の高いプレスをしてくる相手に簡単にボールを取られてしまう。

そこで大切な事は、キャンセルする時にボールを引く事。

ボールを引くと、相手と距離ができる為、簡単にボールを失わない。それでも相手がボールに対して強いプレスをしてくる場合、相手の矢印と入れ替わり、突破する事ができる。

 

【優先順位確認】

①シュート
②前進
③ボール保持

【攻撃時、相手を背負っている場合】

•背負っている=自分が不利な状況にいることを理解する。
•重要なことはボールを失わない事。
•中への反転は相手がパスコースやドリブルコースをハッキリと切ってきた時のみ行う。(中で取られると自チームの失点に繋がる為)
•狙える時は前進する。

 

【試合のなかで数的優位を見つける】

「選択肢を複数持つ」ことでOFはより突破しやすくなる。ということは、ボール保持者は選択肢を複数持たなければいけない。

例えば、下の図2A、ドリブルコースを選択した場合、ボール保持者の選択肢は図中の3つになる。しかし、図2Bのドリブルコースを選択した場合、ボール保持者の選択肢は図中の4つに広がり、DFからするとボール保持者に寄せにくく、守りにくい状況になる。

図2A.左のドリブルコース選択

図2B.右のドリブルコース選択

 

 

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ジュニアクリニック&ゲーム会

8月5日(土)17:00〜19:00

テーマ「味方との関係性①」

 

 

 

 

~トレーニング内容~

・1対1 変則ルールボールキープ

・1対1 前進

・3対3ゲーム

少人数で開催だった為、個人戦術に特化したトレーニングを行いました。

 

~ポイント~

【ドリブルで抜ける状況】を理解すること。

 

ドリブルで抜きに行って失敗する時は、大体状況判断ができていない。

例えば、相手が前にいて絶対に抜けない状況でありながら、突っ込んでボールを失う。抜いた先にも相手がいるのに仕掛けてしまうなど。

 

では、どのように状況判断をすればいいのか。

それはあらかじめ「ドリブルで抜ける状況」を理解しておくこと。

逆に「ドリブルで抜ける状況」にならなければ無理に抜きに行かず、ボールキープやパスといった別の選択をしたほうが良い。

 

・ドリブルで抜ける抜けないの例(サイド1対1)

 

A.上図のように、真横に敵がいる状況。この状況になった場合、そのまままっすぐドリブルすれば抜ける。(相手より先にドリブルコースに入れるから)

 

 

 

B.上図のように、斜めに敵がいる状況。この状況ではドリブル突破することは難しい。(まっすぐドリブルしても敵の足が届いてしまう)

 

この場合Aの状況にならない限りドリブル突破はしないほうが良い。

しかし、Aのように敵DFが真横に立ってくれることなど試合中ほぼない。

そのため、試合中は次のようなドリブル突破のイメージを持つと良い。

 

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ジュニアクリニック&ゲーム会

7月29日(土)

17:00〜19:00

テーマ「各エリアでの判断②」

 

 

 

~トレーニング内容~

・2対1

・3対3(フリーマン+1)

・ゲーム

 

~ポイント~

「質的優位性」をテーマに行った。

質的優位性が高い選手というと、子どもたちはメッシやネイマール、エムバペなどの能力の高い選手を思い浮かべていた。

たしかに、3選手は上手くなかなかボールを奪われないため、ペナルティーエリア付近で仕掛けさせると質的優位性はかなり高い。

ただ、ゴール前での競り合いや、DF時なども質的優位性が高いと言えるだろうか。

おそらく、質的優位性はそこまで高くはない。

質的優位性は【ポジションや状況によって常に変化】し、質的優位性の高くなる位置や状況でプレーする必要がある。

 

・3対3(フリーマン+1)

ルール

枠内で3対3、サーバー(フリーマン+1)

サーバーにパスを出したら入れ替わり。

得点はゴールエリアでパスを受けるもしくは、ワンタッチでゴールエリアに侵入。

 

ポイント

意識したいことは数的優位を作り出し、フィニッシュまで持ち込むこと。

下図、確かに赤①の選手は数的優位を意識しボール保持者のサポートはできている。しかし、よく見てもらいたい。その後ろにはフリーマンがサポートにいる為、①の選手はフィニッシュを意識したポジション取りをし直す必要がある。

 



また、狭いコートでの3対3。実際にプレーしてみると数的優位や位置的優位を作り出すことはなかなか容易ではない。

そこで意識してほしいことが今回テーマの質的優位性。例えば下図のように数的優位であったとしても、自分がマッチアップしている選手を突破できると判断した場合、仕掛けることもできる。



ただ、ここで注意してもらいたいことは数的優位を認知せず、質的優位性だけで仕掛けてしまうこと。図のシーンでは数的優位を使うことも選択肢に入れておいた上で質的優位を上手く使えると効果的。

 

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ジュニアクリニック&ゲーム会

7月22日(土)17:00〜19:00

テーマ【各エリアでの判断①】

 



~トレーニング内容~

・1対1

・1対1+(フリーマン×2)

・ゲーム

 

~ポイント~

「位置的優位」をテーマにトレーニングを行った。

大切な事は3つ

①深さを取る

②幅を取る

③状況やエリアに応じたポジショニング



①深さと②幅は密接に関係している。

前線の選手が深さを取ることで中央に大きなスペースができる。(上図真ん中)

その中央のスペースをコンパクトに守ってきたら幅が活きてくる。(上図右)

深さと幅を意識することでより大きなスペースでプレーすることができる。


③状況やエリアに応じたポジショニング

深さと幅を意識していても、実際試合の試合ではディフェンスが上手く対応してくる場合がある。

その時に大切な事は状況やエリアに応じたポジショニングを行うこと。




第1エリア

ボール保持者のサポートする必要がある。

簡単にボールを失わずに第2エリアへ運ぶ。

 

第2エリア

第1エリアから優位なスペース展開する。

相手ディフェンスの間(ライン間)で受けることでディフェンスラインを混乱させる。

また第3エリアの選手を意識してプレーする。

 

第3エリア

相手ディフェンスラインを下げ、より相手ゴール近くでプレーする。

その為に深さ広さを意識し、相手の背後を常に狙う。

 

全てのエリアでもゴールは常に意識しておくこと。

 

次回は質的優位を意識してトレーニングを行う。

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ジュニアクリニック&ゲーム会

7月15日(土)17:00〜19:00

テーマ【優位性③】



 

 

 

 

 

~トレーニング内容~

・鳥かご

・ゲーム

 

~ポイント~

オフェンスの優位性には大きく3つ

①数的優位

②ポジション的優位

③心理的優位

 

その中から「数的優位」をテーマにトレーニングを行った。

今回、一番意識してもらいたいことは

【ハッキリと数的優位を作り出す事】

 

例えば初めのトレーニング、4対1の鳥かご。

Aは数的優位の状況。

しかし、これは本当に4対1の数的優位だろうか。

確かに人数こそ4対1であるが、ボール保持者の対角選手のパスコースはディフェンスと重なっている為、選択できるパスコースは2つ。

そこで、Bの数的優位の状況を作ってみる。

ボール保持者の対角にいる選手がパスコースを作り出すことで、ハッキリと4対1の数的優位を作り出すことができている。

よって、パスコースは2つから3つに増えた。

 

オフェンスがハッキリと数的優位を作り出すメリットは他にもある。

↓の図、実際試合で起こる現象で考えてみる。

赤(オフェンス)、青(ディフェンス)

このシーン、赤の右サイド選手に注目。

まず、ボールが動いてる間にハッキリと左サイドに数的優位を作り出す。

 

しかし、ディフェンスが上手いチームの場合、

オフェンスの数的優位を警戒して、ディフェンスも数的優位の状況を作って守ろうとする。

 

そこで有効になってくるのが、「飛ばしのパス」。

危険を感じ、数的優位を作る為にボールサイドに寄ってくるディフェンス。

そのディフェンスを逆手に取り、飛ばしのパスを行う事でディフェンスから離れてボールを受ける事ができる。

結果、赤右サイドの選手は次のプレーが簡単になる。

 

次週は、優位性②ポジション的優位についてトレーニングを行う。

いかにポジション的優位を見つけられるかによって、自分の得意なプレーを出せるか出せないかも決まってくる。

今回の数的優位とも繋がった内容になっています。

ご参加お待ちしております。

 

ジュニアクリニック&ゲーム会

7月8日(土)17:00~19:00

テーマ【優位性②】

南町田インドア球’s倶楽部フットサル&テニス|ジュニアクリニック&ゲーム会 ~優位性②~ - LaBOLA総合予約