歯科助手の倉光です。
みなさんは、咬合力がどれくらいのものかご存知でしょうか?
「咬合力」とは、噛んだときの力のことです。
性別や年齢にもよりますが、男性で約70キロ、女性で約50キロだそうです。
ほぼ体重と同じくらいの力があります。
そして、スポーツ選手の咬合力は100キロを超えると言われています。
天然歯が多く、歯並びが良いほど咬合力は強くなりますが、前から6番目の歯を失うと30%の咬合力を失い、7番目の歯を失うと全ての咬合力の半分が失われるのです。
入れ歯やブリッジでは咬合力が違ってきます。
かみ合わせが悪かったり、異常な咬合力が歯に加わると、虫歯や歯周病、顎関節症など、様々な歯科的問題が発生することがあるので注意が必要です。
咬合力が異常なほど強すぎても、それはそれで問題があります。
具体的には無意識に起こる「歯ぎしり」や「食いしばり」などです。
無意識に歯ぎしり、食いしばりをしていませんか?
時々意識して食いしばっていないか確認してみて下さい。
歯ぎしりを自覚するのは難しいですが、すり減りがないかなどのチェックで、可能性が高いか分かります。
気になる方は、歯科医師にチェックしてもらうといいですね。
咬合力は弱すぎても、強すぎても日常生活に支障をきたします。
歯がない場合は歯を作る、異常に強い場合は顎関節症治療などが必要です。
大切な事は適度の力を保つことなのです。
歯科治療というのは実は力をコントロールすることも大切なのです。
噛む力って意外に大切なんですね。


















