こんにちは!歯科助手の菅原です。
毎日寒いですね。(>_<)。少しでも早く春をあじわいたくて我が家は先日お雛様の飾り付けを致しました。(*^-^*)
さて今日は、ご自宅で介護されている方も多いと思いますので高齢者の口腔ケアの目的とポイントを少しお伝えしたいと思います。
口腔ケアの目的
・誤嚥性肺炎予防
・唾液の分泌を促す
・口腔機能低下の予防、改善
またその他にも口腔ケアで期待出来る効果にはこんなものがあります。
・全身感染症、発熱の予防
・心臓病リスクの低下、糖尿病予防
・味覚の改善
・意識レベルの改善
・食べる楽しみの回復
など口腔ケアは全身の健康にかかわる大切なケアです。
口腔ケアのポイント
短時間で終わらせることがポイントです。
人に歯を磨いてもらう事に抵抗があるという高齢者は少なくありません。
無理やりは禁物です。短時間で無理なく行うには
① なぜ必要かをよく話して理解してもらう
② 口腔ケアが気持ち良いものだと感じてもらえるようにゆっくりとサポートする
どうしても嫌がる場合には、かかりつけ歯科医に相談して2週間に1度などの短い周期で定期的にクリーニングを受けてもいいでしょう
できるだけ自力で
全てに言えることですが介護は最小限に抑えましょう。
しかし可能であれば仕上げはしてあげたほうがいいと思います。
清掃の方法
① うがい
左右の頬を膨らませてブクブクうがいをしてもらってください。頬、唇、舌を使うので口腔体操にもなります。
② 歯や入れ歯の清掃
介護者が行う場合は反対の手で顎を固定したり唇や頬をよけたりして磨くようにしてください。歯ブラシが汚れたらその都度すすぎ余分な水分をぬぐって磨いてください。
入れ歯の清掃ですが、部分入れ歯を外すには左右のばねを同時に外してください。
総入れ歯の場合は下から外してください。
歯ブラシなどで流水の下磨いてください。週に1,2回は磨いた後に入れ歯洗浄剤を使って汚れをとってください。
寝たきりの方や麻痺のある方を介助される場合は気管に水が入らないよう注意してください。寝た状態で(麻痺のある方は麻痺している側が上)で顔を横に向け下あごを引いた体勢で出来るだけ少ない水分で行うと水分が気管に入ることを防ぐことができます。
③ 粘膜の清掃
口腔ケア綿棒や口腔ケアスポンジや口腔ケア用のウエットティッシュで優しく頬の内側、唇の内側、上あご、舌の汚れを取り除いてください。
以上、長くなりましたが高齢者の口腔ケアの参考にしていただけると幸いです。
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