異変に気づく | コロポックルとスコ

コロポックルとスコ

小さな人と大きな猫の暮らし

7~9月は
私の精神状態がかなりよろしくなく
日中はやることがいっぱいで
気を張っているのだが
夜になり就寝前に
急に涙が溢れ出した日があった。

いつも
たびと同じ部屋で寝ているのだが
それまで眠気でボーッとしていたたびが
私が泣き出したら

(`・ω・´)『えっ!』

と、目をまんまるくして
同じポーズのまま固まり
そのうち

(´;へ;`)『どうしよう』

という
少し困った顔に変わり

でも何だか
私に同情してくれるような感じで
たびも悲しそうな顔をした。

それを見たら
余計に悲しみが増してきて
再び涙が溢れた。

ふと顔を上げたら
たびがさらに困惑の顔をしていた。

まだ赤ちゃんのはずのたびが
きちんと人の気持ちがわかる。
すごいことだ。

本来ワガママなはずの猫が
自分のやりたいこと
をすっかり忘れて
目の前の人間に対して
どういう対応をしようかと
子供ながらに考えているようだ。
そう思うと本当に可愛らしい。

ありがとう、たび。


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タオルにくるまるたび