早いもので一年 | 地球のどこかで生活日記

地球のどこかで生活日記

<2016年11月からノルウェー・オスロに引越したので、タイトルも変えてみました。>
2011年12月 ブエノスアイレスへお引越し
2016年11月 オスロへお引越し

今日で、こちらに来てからちょうど一年。時間経過は早いものです。

ここに来ることを3日で決めてから4ヶ月後、何もわからない状態で空港に降りたった2011年12月8日から色々あったこの一年。

三十路の頭に詰め込まなきゃいけないスペイン語、新しい環境に友人作り、パートナーとの初の共同生活、などなど、楽しいこともあるけど、、それ以上にストレスの溜まった一年でした。
来る前から頭では分かっていたことだけど、仕事や友人に恵まれてかなり充実した東京の生活から一転、仕事もない、頼れる友達や家族もいない、言葉もわからない環境でやっていくのが、こんなにストレスフルなことだとは実際体験するまでわからないものです(二十歳の時アメリカに行った時は、英語もある程度出来たし、すでに姉や友達が向こうにいたので、かなりスムーズに移行できたのよねニコニコ)。

ホント、数日置きに「ここもまあいいじゃないニコニコ」と感じる日と、「もうこんな国も生活もヤダっ!むかっ荷物詰めて今すぐ日本に帰るっ! むっプンプン」と思う日が交代で襲ってくる一年だったな…
今までケンカしたことない私達も、2人揃って新しい環境のストレスで良くケンカするようになりましたあせる

日本では、経済的にはもちろん、精神的にも独立してて自己が安定してる人と言われていたし、自分でもそうありたいと頑張っていたのですが、一転ダウン。経済的にはもちろん、精神的にも自分でも感心する位良く泣き良くケンカした不安定な人だった一年。

先日お会いした日系一世のおばさま。1950年に高校卒業後すぐに移民してきたとのことなので、80歳位。色んな苦労があって涙も枯れたわ、と笑って仰っていました。あなたも来たばかりで苦労してるでしょう、と労ってくださったので、XXさんの経験してきたものに比べたら私のなんか苦労とは言えないです、と返したら、どんなに技術が進歩しても、ネットで情報がすぐに入る時代になっても、いつの時代でも異国の地で暮らすのは苦労するものよ、最初の一年は特に大変だろうけど徐々に良くなる、と仰ってました。そう、新しい仕事でもそうだけど、最初の一年が1番大変なんだよね。

今日から2年目突入。これからは少し余裕を見つけて、仕事のストレスに耐えつつ頑張るパートナーの良き相談相手になりたいものですニコニコ

そして日本の家族と友達に、この一年間支えてくれてありがとう。なかなか会えないけど、いつも心の支えになっています。これからもよろしくお願いします。