国境越えの旅 | 地球のどこかで生活日記

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<2016年11月からノルウェー・オスロに引越したので、タイトルも変えてみました。>
2011年12月 ブエノスアイレスへお引越し
2016年11月 オスロへお引越し

島国日本にないもの、それは国境。もちろん国境はあるのですが、島国ですから車で国境越えということはまずありえない。片やアルゼンチンは、チリ、ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビアと国境を接しています。もちろん車で国境越えも可能な訳で、行ってまいりました、ウルグアイへ国境越えの旅車

ウルグアイとアルゼンチンはウルグアイ川によって隔てられています。橋は三ヶ所。ちょっと前まで、ウルグアイ側にパルプ工場を建設するという計画にアルゼンチンが反対して閉鎖されていた一番南(ブエノスアイレス寄り)の橋が再開したので行ってみました。約3時間。ハイウェイも両側二車線で快適。

途中Gualeguaychú(グアレグアイチュ)という舌を噛みそうな名前の街で休憩。この名前、先住民グアラニー族が付けた名前で、1月~2月はカーニバルクラッカークラッカーで有名です(カーニバルはリオだけじゃないのです。一番有名だけどね…ウルグアイが本場らしい)

さてここから30分、見えて来ました~。まず最初にアルゼンチン側のしょぼい建物が…
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明らかに誰もいなさそうだけど止まった方がいいのかな?と思っていたら、後ろから来た車が猛スピードで走り抜けていったので、我らもまさか今のが国境とか言うんじゃないだろうな~と一抹の不安を抱えながら後を追います。
そして見えて来た、ウルグアイ川にかかる橋~!
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右手に見える工場の煙突は、ウルグアイ側です。渡り終えるまで7~8分、デカイ川です
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お値段は50ペソと、1000円弱。橋の先に両国の入国審査の建物が見えたのでホッ。国境越え成功か‼ という所で、問題は起きたのでした…ショック!

建物の中には、アルゼンチンの出国審査官とウルグアイの入国審査官が隣同士に座っていて、パスポートの出国&入国スタンプは問題なくもらえました。問題はその後。車を税関を通さないといけなくて、車関係の必要書類は持って来ていたんですが、困ったことに一つ肝心な書類がなく… それがないと国外に車を出しちゃダメ、と言われてしまいましたしょぼん
という訳で、国境越えの旅は否応なく強制終了。まわれ右で来た道を戻るハメにしょぼん

仕方ないので、Gualeguaychúの街で一泊して帰ることにしました。

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ブエノスアイレスから200キロ位北にいっただけですが、すでに気候が違うのか⁈ 何となく植物も違うし、こーんな美しい鳥が。
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まあ、目的は果たせなかったけど、ゆっくり出来たので良しとしよう(たまにはポジティブ思考でいかないとね!)