日々の管理が安定の味をもたらす。
徹底的にこだわって作る、エスプレッソ・カフェラテ。
2022年9月にオープンしたのが、「CAFE Neun(ノイン)」さん。
カフェがあるのは、川越市脇田本町。
川越駅西口から徒歩3分ほどです。
埼玉縣信用金庫川越支店がある五叉路を「ラ・ボア・ラクテ」さん方面に入って行った先、ラ・ボア・ラクテ向かい建物で展開しています。
「CAFE Neun(ノイン)」
川越市脇田本町14-29杉田ビル
営業時間
平日 12:00〜13:30
土日祝休み
Instagram:
https://www.instagram.com/neun.036/
事業所:Green Peas Factory(グリーンピースファクトリー)
運営:一般社団法人Ciel(シエル)
HP:
http://www.ciel.or.jp/concerte/index.php
CAFE Neunさんは、エスプレッソ・カフェラテをメインに、手づくりマフィンを提供しています。
平日のみの営業ですが、近隣にはオフィスが多く、地域の人が中心にリピーターが多くいます。
テイクアウト専門で気軽に買うことができ、道を通った際にさっと買っていく人が多く、ここでカフェラテ、マフィンを買うことが生活のルーティンになっている人もいます。
また、オフィスから仕事の合間の昼休憩で足を運ぶ人が多いのも川越駅西口エリアの特徴。
近隣のオフィスにはデリバリーもやっています。
ふらっとカフェラテだけ買っていくパターン、カフェラテとお菓子をセットで買っていくパターンなど人それぞれ。
マフィンは一口サイズの小さめに作っているのが特徴です。
お菓子目当てに来る人もいて、カフェラテ・マフィンそれぞれにファンがいます。
カフェラテは、定番に加えて、期間限定のスペシャルドリンクも随時登場しています。
これまで登場した限定ドリンクは、「ショコラオランジェ」や「ストロベリーモカ」など。
ショコラオランジェは、オレンジシロップとブラックチョコソースを使用したラテ。
試作に試作を重ね、完成した一杯です。
ストロベリーモカは、カフェラテに、ストロベリーシロップとチョコソースを合わせたドリンクです。
ストロベリーとチョコは鉄板の組み合わせ。
Neunさんのもう一つの柱が、マフィン。
定番マフィンは、「プレーン(クランブル)」、「フランボワーズチョコマフィン」。
フランボワーズチョコマフィンは、プレーン生地にフランボワーズとチョコチップを入れて焼き上げ、ヴァローナ社のブラックチョコレートでコーティングし、フランボワーズをトッピングしました。
他にも、こちらも期間限定マフィンが随時登場しています。
「ホワイトチョコ×レモンピール」は、プレーン生地にレモンピールを混ぜ込み、上にヴァローナ社のホワイトチョコをコーティングし、レモンピールをトッピングしたマフィンです。
爽やかな春の味となっています。
「オレンジピールチョコマフィン」は、ココア生地にヴァローナ社のブラックチョコレートをコーティングし、バレンシアオレンジのオレンジピールをトッピング。
現在の販売スケジュールは、月曜日は定番メニューの、
「プレーン(クランブル)」
「フランボワーズチョコマフィン」
火曜日から金曜日は、
「フランボワーズチョコマフィン」
「ホワイトチョコ×レモンピール」
となっています。
CAFE Neunは、福祉事業所「Green Peas Factory(グリーンピースファクトリー)」が運営しているCAFEです。
事業所の利用者のメンバーが珈琲やお菓子作りを担当しています。
事業所があるのが、CAFE Neunを展開している建物二階になります。
「Green Peas Factory(グリーンピースファクトリー)」
一般社団法人Cielが「Green Peas Factory」を運営しています
川越市脇田本町14-29 杉田ビル2F
受付時間:9:00〜17:00(土日祝休)
TEL:049-293-2528
FAX:049-293-2529
HP:
http://www.ciel.or.jp/concerte/index.php
〇就労移行支援・就労定着支援
〇就労継続支援A型
〇計画相談支援・障がい児相談支援
『より豊かに、当たり前に人生を楽しむ
得意な部分や苦手な部分があって当然
より以上を目指して
より豊かに生きよう
そして人生を当たり前に楽しむ
そんな人生を歩むために
利用者さん一人ひとりの成長を
サポートします』
◆グリーンピースファクトリーの考え方
・理念
私たちの手の届く方々を、一度でも多く笑顔にする
・ビジョン
地域に根差した総合福祉サービスの提供
・ミッション
利用者様のよりよい未来を共に形作ります
■就労移行支援
少人数制だから出来るあなたの働くを実現するきめ細やかなサポート
ビジネスマナー
コミュニケーションスキル
パソコン基礎学習
グループワーク
物流訓練キット
■就労継続支援 A型
より一般就労に近い環境であなたの働くをサポート
ビジネスマナー
基礎教養
コミュニケーショントレーニング
対人関係能力
物流トレーニング
■サービス利用計画等相談支援
専門職員が困りごとを適切なサービスで解決のサポート
サービス利用計画作成
関係機関の連絡調整
よろず相談
「障がいを持っているメンバーたちの仕事を増やしたい」
「その人の持っている能力を活かせる仕事を増やしたい」
との思いで、様々なサービス・事業を展開しています。
福祉事業所で飲食事業を展開するところはありますが、フランチャイズではなく、自社開発のオリジナル商品で飲食店を展開する事業所は少ない。
まさに、未開の地を開拓して進むようなこれまででした。
CAFE Neunで、オープン前の午前中に厨房で行われているのが、珈琲の調整とお菓子作り。
珈琲は、珈琲豆の状態を確認し、豆を挽くグラインダーで挽き目を調整するのが大事な工程。
挽き具合によって豆の細かさが変わり、味が大きく変化するため、その日の状況でどう挽いたらいいか細かくチェックし、その日最適なものを目指す。
Neunが目指すカフェラテは、まずコクがしっかりとあり、酸味・苦味のバランスを取りながら、甘味も感じられる味。
ゆえに、珈琲豆も深煎りを使用し、大人のビターなカフェラテを作っています。
珈琲豆は、川口と浦和に店舗がある、「豆工房コーヒーロースト」さんの自家焙煎珈琲豆を使用。
「豆工房コーヒーロースト」
HP:
https://coffeeroast-kawaguchi.shopinfo.jp/
埼玉県川口市本町2-1-20-103-2
営業時間 10:00~19:00
定休日 火曜日
『世界のコーヒー豆から自分好みのコーヒーを見つけて『家カフェ』始めてみませんか?
ご注文いただいてから、その場でお好みに焙煎致します。
コーヒーの味は、煎り加減で決まります!
当店ならきっとあなた好みのコーヒーがみつかるはずです。』
タンピングの圧を調整しながら、同じ秒数・グラムで珈琲を抽出して比較、そして、抽出した珈琲も何度も試飲しながら味を調整していきます。
酸味や苦味、甘味の出方のバランスを確認し、また豆の挽き目を調整する。
「もう少し粗めに挽くといいかもしれない」
ミリ単位で挽きを変えて味を調整います。
最終的に施設長の跡部さんがチェックして、その日のカフェラテが決まります。
数人でチェックしているからこそ、一人の主観だけではなく、客観的に味を見ることができ、常にぶれることなく安定のレベルを維持することができる。
珈琲専門店と同じ舞台裏があり、いや、珈琲専門店の中でもこれだけ細かく管理・チェックするお店は少ないかもしれない。
マフィンについても、毎日、厨房で手作りし、焼き立てを店頭で販売しています。
マフィンの種類は、クランブルマフィン、チョコとフランボワーズのマフィン。
手作業による丁寧に工程でお菓子が作られています。
今後もお菓子の展開は広げていきたいと話します。
これらを、事業所のメンバーたちが中心となって行っています。
珈琲もお菓子も、日々ブラッシュアップしながら、より良いものを作っていこうとしています。
「Neun」を運営する事業所が、「Green Peas Factory(グリーンピースファクトリー)」。
Green Peas Factoryを運営する一般社団法人Ciel」の代表・跡部進さんは、30歳の時に福祉の世界に入りました。
川越市出身(仙波小・城南中)の跡部さんは大学の法学部卒業後、司法書士を目指して勉強をしていましたが、縁あって知り合いの福祉事業所の立ち上げに協力することになりました。
そこで、福祉事業所の立ち上げから運営まで携わり、2店舗運営していました。
その後、自身の福祉事業所をオープンすることに。
それが、2016年に法人取得した一般社団法人Cielで、事業所の「Green Peas Factory」です。
一般社団法人Cielが事業所「Green Peas Factory」を運営しています
当初、事業所を構えたのが、川越市立川越高校向かいでした。
その後、2019年に現在の脇田本町のビル2階に移転しました。
飲食事業を行おうと思ったのはなぜだったのでしょう?
跡部さんはなにより、
「自分が好きなこと、情熱を注げるものでないと続かない」
と考え、自身がこれをやりたいと考えた飲食の道に進みました。
さらに、
「うちのメンバーたちは、手先が器用でフィギュアなど細かい作業が得意な人たちが多い。珈琲やお菓子を細部までこだわっていくのには向いている」
との意図もありました。
実は、法人として飲食展開は、Neunが初めてではありません。
最初に運営したのが、川越市伊勢原町にある「川越市立西図書館」。
図書館内で、ホットサンドやランチ、珈琲を提供するカフェを営業していました。
施設庁の跡部さんが立ち上げ、はじめは一人で切り盛りし、こちらでも丁寧に手作りしたランチ、ドリップコーヒー・エスプレッソを提供していました。
当時からエスプレッソにはこだわり、図書館・公民館利用で飲んだ人には好評だったそう。
一年ほど営業し、コロナ禍で休業。
そして、期間をおいて再起を図る。
店舗を構える形式ではなく、テイクアウト主体の営業形態で、かつ、事業所の入り口という運営しやすい形を考えました。
それが、「Neun」でした。
お菓子の面では、跡部さんが影響を受けたのが、川越の人気焼き菓子店「焼き菓子komugi」さん。
komugiさんのお菓子に触発され、お菓子の展開を考えました。
「ここのメンバーたちは能力が高いし、モチベーションも高いです。これからもっともっと活躍の場を広げていきたいです」
今後も、Neunとして深化させながら、他の飲食事業も展開していきたいと構想しています。
日々の管理が安定の味をもたらす。
徹底的にこだわって作る、エスプレッソ・カフェラテ。
川越で美味しいカフェラテが飲める場所が増えました。
「CAFE Neun(ノイン)」
川越市脇田本町14-29杉田ビル
営業時間
平日 12:00〜13:30
土日祝休み
Instagram:
https://www.instagram.com/neun.036/
事業所:Green Peas Factory(グリーンピースファクトリー)
運営:一般社団法人Ciel(シエル)
HP:
http://www.ciel.or.jp/concerte/index.php