川越style「川越角屋酒店クレアモール店」自然派ワイン・クラフトビール カドヤワインスタンド | 「小江戸川越STYLE」

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「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

こだわりの自然派ワイン・クラフトビールを、気軽にグラス1杯から。

 

自然派ワイン×クラフトビール

 

ワイン・クラフトビールを介して人と人が集う場所。川越角屋酒店の新展開。

 

2020年6月、クレアモールにある酒店「角屋」がリニューアルし、自然派ワインの販売と角打ちを楽しめる「カドヤワインスタンド」がオープン、そして、2022年7月に10種類の生ビールサーバーを導入し、クラフトビールが楽しめる「川越角屋酒店クレアモール店」として生まれ変わりました。

自然派ワイン+クラフトビールを中心に、生活がちょっと楽しくなるようなお酒や商品を案内しています。
 

お店があるのは、本川越駅から徒歩3分ほど。

小江戸蔵里があるクレアモールを北に、蔵造りの町並み方向に進んで最初の交差点右手にあります。

「角屋」として酒店・食品販売店の営業をしていますが、角打ちができる自然派ワインと樽生クラフトビールを楽しめる角打ちスタンドにパワーしました。

「川越角屋酒店クレアモール店」

川越市新富町1-9-4
月曜日・火曜日 10:00〜20:00
水曜日〜日曜日 10:00〜21:00
不定休

sakaya@kawagoekadoya.shop
049-223-7001

HP:

https://kawagoekadoya.shop/

Facebook:

https://www.facebook.com/kawagoekadoyawinestand/

Instagram:

https://www.instagram.com/kawagoekadoya_creamall/
 

店内は、川越角屋酒店クレアモール店としてリニューアルして広々としたレイアウトになり、お酒との距離がぐっと近くなり、散歩の途中にも、待ち合わせ場所としても、ふらりと立ち寄る人も多く、日常生活の中に自然にワインとクラフトビールが溶け込んでいっている。

 

「川越角屋酒店」といえば、1877年創業、地元川越に密着して140年以上。

川越市小室、県道川越日高線や西川越駅からほど近くにあるお店では、「角打ち」ができるお店として既に浸透しています。

そして、クレアモールにあるお店を改装し、自然派ワインとクラフトビールを楽しめる角打ちスタンドをスタート。

川越角屋酒店クレアモール店はます、ワインを楽しむ文化を広めているお店。

特に自然派ワインに特化しているお店で、自然派ワインをきっと好きになるお店。

自然派ワインをグラス1杯から頼んで飲むことができます。
川越角屋酒店の5代店主が、長堀真一さん

 

「川越角屋酒店でボトルワインの販売するのも楽しいですが、カドヤワインスタンドでこうしてダイレクトにお客様の反応が見れるのはめちゃくちゃ楽しい。角打ちのできるワインショップってこんなに楽しかったんだ」

と話します。

 

川越では、酒屋でお酒を楽しむ「角打ち(かくうち)」が広がっていますが、言ってみれば、「ワインとクラフトビールの角打ち」ができるのが川越角屋酒店クレアモール店です。

ワインを提供するお店は数多くありますが、特にワインの角打ちを行う酒屋というのは川越でここだけ。県内でもほとんど見られません。

川越では自然派ワインを提供するお店はまだまだ少なく、ワインスタンドも数えるほどで、この両者を掛け合わせた、

 

川越角屋酒店クレアモール店はもちろん、酒屋としての機能はこれまでと変わらず、ワイン以外にもCOEDOや鏡山などのお酒、厳選した食品を販売しています。

 

川越角屋酒店クレアモール店では、その日提供している自然派ワイン・クラフトビールメニューは黒板に書かれており、グラス1杯から注文できます。

飲食店と違ってお通しのようなものはなく、純粋にグラス1杯の注文でOK。

お酒に合うつまみも用意しています。

10種類のクラフトビールのタップリストとつまみメニューは、定期的にラインナップが変わっていきます。

例えば・・・


◆Nara Brewing co. (奈良醸造)
奈良県奈良市
RELAXIN(MICRO IPA)
3.5%の度数で酔いを気にせずゴクゴク飲める低アルIPA。飲み心地は薄っぺらくなり過ぎないモルトの味わいをバックボーンに、柑橘、トロピカル、メロンなどを感じる爽やかなアロマ&フレーバー。
◆RePuBrew
静岡県沼津市
69IPA(West Coast IPA)
リパブリューの定番IPA。力強いホップアロマ、えぐみのないシャープな苦味、クリアでドリンカブルな味わい。
本生(Hoppy Lager)
ホップをしっかり効かせ、ドライな飲み口が爽快なラガー。
黒ビールとしてはかなり多めにドライホップを施し、ホップ由来のココナッツ&シトラスなフレーバーと、カラメル感&焙煎香が重なる個性ある仕上がり。チェリーの甘酸っぱさがほのかに香ります。
◆ヨロッコビール
神奈川県・鎌倉
LIBERATION PILS(German Pilsner)
やさしい麦芽の味わいと心地よいホップの香りと苦味、この季節にホッとひと息つきながら飲みたいラガー。
地元の友人の畑で採れたカモミールで風味づけしたファームハウスエール。

 

ワインは、ナチュラルワインに特化しているのがカドヤワインスタンドの特徴で、一つ一つのワインについては、スタッフに訊けば丁寧に教えてくれます。

ボトルが空けば次の新しいワインが黒板メニューに入っていき、ラインナップが変わり、来るごとに新しいワインとの出会いがあるはず。

お店では、今日は暑かったのでサッパリめの白泡や、軽めの赤なんていう風にワインをセレクトしています。

注文後は、店内のカウンターにてスタンディングで飲むことができます。

グラスで気に入れば、酒屋としてもちろんボトル販売もしています。

 

ワインのお供が欲しい時には店内の食品からもチョイス。

店内で販売している食品を、そのままここでワインのおつまみとして食べることができます。

自然派ワインに浸り、自然派ワインの美味しさに改めて気付かさせてくれるのでした。

人通りの多いクレアモールにあるお店だけに、ガラス越しに知り合いに会うこともあり、そうした偶然から自然な流れでワイングラスを傾けて談笑する光景が起こるのも、この場所ならでは。

 

カドヤワインスタンドとして代名詞となっているのが、自然派ワイン。

そう、カドヤワインスタンドは、ワインスタンドであることが新しいのではなく、自然派ワインに特化したワインスタンドという形が斬新なのです。

 

普通のワインと自然派ワインはどう違う?

 

「自然派ワイン」は、簡単に言うと農薬や化学肥料や除草剤などを使わずに、自然の力で栽培した葡萄を自然な方法で醸造し、余計な添加物等はなるべく加えずに造ったワインのこと。

しかし自然派ワインには明確は定義がないのは、理由はいくつかありますが、国によって異なる規制や、栽培家、醸造家の「認証」に対する考え方やその取得費用の問題。

そして「ビオ」「オーガニック」という言葉に含まれるマーケティングの響きの問題などがあります。
ちなみに、「日本ワイン」は、日本産葡萄のみを使用し、日本国内で醸造、瓶詰めされたものの事を言います。

「国産ワイン」=「日本ワイン」ではありません。
「国産ワイン」とは、海外から輸入された葡萄や濃縮果汁及びワインを原料としたものであっても、国内で醸造あるいはブレンドしたものであれば法的に国産ワインを名乗ることが許されています。アルゼンチンやチリからブドウ果汁をタンクで輸入して、日本国内で瓶詰めすれば「国産ワイン」と言えるのです。
高温多湿の日本ではワイン用の葡萄の栽培が難しいとされ、長い間世界でも評価はされていませんでした。しかし近年は、山梨を筆頭に、世界のコンクールでも賞を獲得するワイナリーが増えてきています。葡萄の栽培から醸造まですべてを手掛けるワイナリーも増え、まさに今、日本ワインの黎明期といえる状態。

 

カドヤワインスタンドでは、自然派ワインにもっと身近に接して味わってもらおうと、「自然派ワインの試飲&即売会」を定期的に開催しています。

これまで開催したイベントで提供したワインは、白泡、白、オレンジ。フランスからイタリアまで南北、新旧合わせて取り揃えました。ロゼ、赤もフランス、イタリア東西南北幅広く。優しい味わいのものから、しっかりとした飲みごたえのあるものまで。

 

そして、カドヤワインスタンドさんが積極的に推し進めているのが、「カドヤBYO」です。
「BYO」とはBring Your Ownの略で、訳すと「自分のを持ってきて」という意味となります。

「カドヤBYO」は、川越角屋酒店、角屋(カドヤワインスタンド)で購入したワインを、飲食店に持ち込みできるというものです。


カドヤワインスタンドの長堀さんは話します。

「自然派ワインの良さを知ってもらうにはどうしたらいいだろうと、ずっと考えています。酒屋で購入してもらい、ご自宅で楽しんでいただくのは、今までもやってきましたし、これからもやっていきます。
でも自然派ワイン(ナチュール)の良さを知っている人が、友達とか、行きつけのお店のマスターに飲んでもらいたいっっ!!って思っても、なかなか自然派ワインの品揃えをしているお店って多くないのが実情です。
そこで、『カドヤBYO』というシステムを考えました。これは角屋新富町店(カドヤワインスタンド)および、川越角屋酒店で購入していただいたワインをお好きな飲食店さんに持ち込めるという仕組みです」

 

カドヤBYOの利用方法は以下。
■■■■■
①川越角屋酒店か角屋(新富町)でお好きなワインをご購入ください。当日でも事前購入でも大丈夫です。ワインにステッカーを貼付いたします。
②『カドヤBYO』ができるお店に当日お持ち込みください。
③持ち込み料として1,000円(税別)、お店にお支払いください。
④お一人様につき、ワンドリンク以上のオーダーをお願いします。
⑤お店でオンリストされているワインのお持ち込みはご遠慮ください。
■■■■■
持ち込んだワインは全部飲み切らず、お店の人と一緒に飲んだり、少しティスティング用に残しておくとスマートかも。
カドヤBYOに参加しているのは現在、

・すすのや おやさいとくだものとお酒と

・Brighton Cafe

・大黒屋

参加店は今後も増えていく予定です。

飲食店にとっても、ワインのセレクト・管理・提供をカドヤワインスタンドに任せられるメリットがあり、カドヤワインスタンドにとっても美味しい自然派ワインを飲食店の料理と共に味わってもらえるメリットがある。

 


 

カドヤワインスタンドのワインは、川越市小室にある「川越角屋酒店」でも扱っているもの。

そちらのワインセラーから厳選されたものが、カドヤワインスタンドに並んでいます。

逆に言えば、小室まで行けない人にとって、中心市街地にあるカドヤワインスタンドで自然派ワインを楽しめる環境ができたという言い方もできます。

川越角屋酒店は、2017年11月にリニューアルしました。

お店があるのは、JR川越線西川越駅から歩いて5分ほどのところ。

県道川越日高線、月吉陸橋を越えて今成の信号、泉小学校を過ぎ、次の信号にあるドラッグストア「セイムス」の交差点を左に。少し進んだちょうど角にあるのが、川越角屋酒店。

「川越角屋酒店本店(かどやさけてんほんてん)」

川越市小室503
10:00~19:00
水曜日休み
049-242-1734

sakaya@kawagoekadoya.shop
JR川越線西川越駅より徒歩5分
※駐車場あります

Facebook:

https://www.facebook.com/kawagoekadoyasaketen/

Instagram:

https://www.instagram.com/kawagoekadoya/

Twitter:

https://twitter.com/kawagoekadoya

 

大型店は量や価格で勝負し、個人酒屋の強みは、何と言っても目利き。

「川越」の街としての特徴は飲食・物販で個人店が多く、そして川越人もチェーン店・大型店よりも個人店を選ぶ傾向が強い。お店の〇〇さんが作ったもの、〇〇さんが選んだもの、という人に価値を感じる人が多いのが川越。突っ込んで言えば、そうした感性が身についてきたら、川越人と言えるのでは。

その範疇に酒屋ももちろん入っていて、川越角屋酒店さんを単に品揃えや価格だけで見る人よりも、川越角屋酒店の長堀さんにお酒の相談をしたい、長堀さんのセレクトしたお酒を買いたいという人がいるから、個人酒屋が大型店に対抗し得るのだ。

これは大型店には真似できないものであり、お店としての個性とお店の人を積極的に打ち出して、地域の人と深く繋がろうとするのは個人酒屋の真骨頂。お酒のセレクトショップと言えるのが、個人酒屋と言える。

個人酒屋の中で、飛び抜けて新しい発想で展開しているのが、川越角屋酒店さん。

 

2017年11月のリニューアルからお店の雰囲気も方向性もお酒のラインナップも変わりました。リニューアル後は、「角打ち」ができる酒屋として生まれ変わり、店内には広いワインセラーを完備し、自然派ワイン・日本ワインに力を入れているのが売り。また、他では見られない、生ビールの量り売りも行っているという、面白い酒屋、場所です。

川越角屋酒店の大きな売りとしては、何と言っても、ワイン。

店内のワインセラーには、長堀さんがセレクトしたこだわりの自然派ワイン・日本ワイン250種類1000本ほどがずらりと並ぶ。

そう、自然派ワイン・日本ワインに特化した品揃えをしているのが川越角屋酒店であり、ここまでのラインナップは他ではなかなかお目にかかれない。

川越角屋酒店のワインセラーは、ワイン好きには居るだけでわくわくする空間でしょう。

フランス産を中心に、日本産にも力を入れ、スペイン産・イタリア産も扱っています。

 

ワイン好きの購買パターンとして、都内のワインショップまで足を伸ばすか、ネット通販で購入するかというパターンがある中で、川越でここまでのワインが手に入ることはもっと知られてもいい。いや、知られていくはず。川越はもちろん、埼玉県西部でもここまで自然派ワイン・日本ワインを品揃える酒屋はほとんどないのだから。

ワイン好きの間に既に口コミで広がり、わざわざ求めてお店にやって来る人が途切れない。これほど自然派ワイン・日本ワインが求められているのか、と長堀さんが驚くほどの反響があるという。

長堀さんは、ワインの勉強をするために20代前半にフランスに2年半ほど留学していた経験を持ち、その後フランス関係の専門商社で働いたのち、家業に入った。以前から、いずれはワインを展開したいという夢を抱き続けていました。ソムリエの資格も有しています。

長堀さんにとっては、20代前半からあたためてきた構想が20年という歳月をかけて形がなったのが、このワインの顔触れ、それにワインセラーでした。

そして、品揃えるだけで終わらないのが新・川越角屋酒店。

販売に留まらず、ここでお酒を飲みながら過ごすことができるという、「角打ち(かくうち)」を行っているのも特徴です。

角打ちは、酒屋の角でちょい飲みするという意味で、川越角屋酒店では営業中、長堀さんセレクトの自然派ワインを試飲することができ、店内で扱っているつまみもお酒のアテにすることができる。

お酒は他に日本酒、量り売り生ビールがあり、クラフトビール・瓶ビール・缶ビール・缶チューハイも店頭価格+100円(グラス付き)で飲むことができる。水・炭酸水、ノンアルコールもあります。

つまみは、ナッツ盛り合わせ、カマンベールチーズ包み焼、カチョカバロ焼き、フランス産ベジタリアンミニキッシュ、いぶりがっこに酒粕のクリームチーズ、雑穀クラッカーに鏡山のクリームチーズ、無添加手作り生ハムのダイスカット、那須の森のチーズとドライフルーツ各種など。

「角打ち」を行っている酒屋は、川越市内だとまだ少なく、しかもこの広々とした空間、かつ、洗練された雰囲気の中でというのはここでしか味わえない。

もともと、角打ちを通して人の集まる場だった「酒屋」は、大型店の進出などの影響により時代によって姿を変え角打ち文化は廃れましたが、今になって酒屋再興の潮流がやって来た。

人が集まるコミュニティとしての酒屋。

川越角屋酒店のイベントスペースは、昔からの馴染みの人にとっては憩いの場となり、新しく知る人にとっては酒屋体験を深める場として人が交流するスペースとなっています。

酒屋の人の集まる場としてのポテンシャルの高さは言わずもがなでしょう。

目の前に並ぶセレクトされた銘酒を眺めながら、極上のお酒空間で心地良く酔える幸せ。

お酒の目利きを持ちどこまでも語れる店主が居て、空間はいよいよ凄みを増す。

お酒の相談をしたいなら、酒屋の店主、それも長堀さんのような常にアンテナを張っている感度高い店主に訊くのが一番なのだ。

 

長堀さんが、川越角屋酒店をリニューアルしようと思ったのは、一体どんなことを考え、どんな経緯があって辿り着いた結論だったのか。


酒屋をリニューアルすると決めたのは、2016年の12月頃の事。
川越角屋酒店は、20年前に街の酒屋からディスカウントストアに業態転換し、上手く時代の波を捉え地域の多くのお客さんに喜ばれるお店で在り続けた。

別の業務に就いていた長堀さんは、5代目として本格的に家業の酒屋の仕事に入るようになり、酒屋の現状を知るようになると、これはまずいのではないかという実情にようやく気付き始めという。2016年のことでした。

危機感から居ても立ってもいられず、「なんとかしなければならない」と思い立って改革を構想し始めていく。街の酒屋はどんどん減少しているが、しかし、「酒屋には酒屋としての使命があるはず」。それを信じて取り組んでいきたいと、お店をリニューアルすることを決断。

長堀さんは、ワインが好きで、まずはワインの品揃えを改めて見直すことにした。
それまでの自店のワインを眺めた。

現状の仕入先を調べ、カタログとにらめっこしてみた。

何度読み返してもワクワクしてこなかった。。。

何日か考え、ようやく気付いたことがあった。

自分の店のワインはスーパーなどで買えるものと同じ商品構成だったということに。カタログに載っている商品もどこかで見たものばかりだった。気づかないうちに、商品の独自性はなく、どこでも買える品揃えとなってしまっていたのだ。
それに試飲をせずにカタログだけで仕入れても美味しいか美味しくないかなんて分からない。お酒の改革に、長堀さんは自分で飲んで美味しいと思ったお酒だけを売りたいと思い、試飲会巡りをスタートした。
まずは仕入先の選定から。幸いスタッフの一人がフランス食品振興会(SOPEXA)認定のコンセイエの資格を持っていたため、試飲会の案内はよく来ていました。そこで片っ端から試飲会に参加。週1回以上は必ず参加していたという。1カ月でだいたい300種類くらいのワインは試飲していたでしょうか。
そんな中で出会ったのが・・・「自然派ワイン」。

自然派ワインの持つ優しい味わいに魅せられた長堀さんは、このワインをお店の軸にしたいと考えた。

 

Rebuilding Center JAPAN (リビセン)との出会い。
たまたま入った本屋さんで、長堀さんが手に取った雑誌が「ソトコト」。そこで目にしたのがRebuilding Center JAPAN (リビセン)の記事でした。

直感的にこの人達に間違いないと思った。いい空間を作りたいと思い続けていた時の偶然の出会い。
いい空間ができればそこに人が集まって流れが生まれる。
働く人がいい空間だと感じてなければ、きっとお客様は来てくれないと思っていた。

流れは、きっといいものもそうでないものも運んでくるけど、きっとその空間に必要なものだけがそこに残っていって、何かが生まれる。
いい空間から生まれるうねりは街に流れこんで、街は少しは楽しくなる。
その街に暮らす人たちが楽しくなって、訪れる人も楽しくなって、街を愛する人が街の中に外に増えていく。
リビセンの考え方は、
古材や廃材を活かして、新しい命を吹き込むこと。
人の気持ちをつないでいくこと。
現場の雰囲気を大切にすること。
家に帰ってすぐにリビセンにメールをしたという。酒屋のリニューアルをしたいこと。ショップインショップの話がきまりかけていて、すぐにでも会いたいこと。次の日すぐにメールの返信が来て、翌週末にリビセンを訪ねに諏訪に行くことが決まったのだった。
リビセンと一緒にリニューアルすることが決まり、いよいよイメージが具体化していく。

(ちなみに、リビセンが設計するのは、川越はおろか埼玉県で見ても川越角屋酒店が初だった)

リニューアル工事の間に、市民を巻き込んだワークショップを開催していたこともありました。
「リビセンとつくる、ワインを置く木箱」。

 

面白いワークショップには面白い人が集まってくる。

木箱作りの参加者が都内のコーヒーショップを紹介してくれ、珈琲豆を仕入れることになり、あの美味しい珈琲に繋がった。他にも、指扇の「ほどほど屋エイト」の高山さんなどなど、ワークショップに参加してくれた人とは今でも繋がっている。

2017年夏に始まったリニューアル工事は、街の人を巻き込みながら、街に見守られながら進み、2017年11月、これまでの140年という歴史の上に新しい酒屋像を示していく決意のもと、新生川越角屋酒店がスタートしたのでした。

店内の一角には、これまでの商いの営みで使用された文化財的遺品が展示されています。

 

新しくなった川越角屋酒店は着実に川越に浸透し、ワインの楽しみを広げました。

そして。

郊外から中心市街地でも展開。

クレアモールにある「角屋」をリニューアルして、2020年6月にオープンしたのが、カドヤワインスタンド。

 

ナチュラルワイン×クラフトビール

 

気軽な雰囲気でワインとクラフトビールの距離がぐっと近くなる。

 

川越角屋酒店クレアモール店が、お酒の楽しみを広げています。

 

「川越角屋酒店クレアモール店」

川越市新富町1-9-4

月曜日・火曜日 10:00〜20:00
水曜日〜日曜日 10:00〜21:00
不定休

sakaya@kawagoekadoya.shop
049-223-7001

HP:

https://kawagoekadoya.shop/

Facebook:

https://www.facebook.com/kawagoekadoyawinestand/

Instagram:

https://www.instagram.com/kawagoekadoya_creamall/